【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

【大麻が危ない】と考える日本人が勘違いしている4つのこと

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Tくん

大麻は危ないものなの?

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Cちゃん

外国でも大麻は危ないものとして考えられているの?

本記事では上記のような読者の疑問を解決していきます。

「大麻は麻薬だから危ない」

という日本人の認識は世界では古いものとなってきています。

世界各国は今、急速に大麻解禁を進めており、2021年には世界の合法大麻市場はなんと約3.4兆円の規模になると言われています。

しかし残念ながら、日本では大麻取締法が障害になり、大麻に関連する商品の開発・販売だけではなく、医療用途のための大麻研究すらも厳しい状態です。

また、国をあげて大麻のネガティブキャンペーンを行ってきたため、日本人は大麻を正しく認識できていません。

そこで、本記事では大麻に関して日本人が勘違いしている4つのことを検証していきます。

勘違いその①大麻は「ハイ」になるための麻薬だから危ない

「大麻はハイになる」は日本人が大麻を危ないと考える代表的な理由。

たしかに、大麻には「THC」と呼ばれる精神活性成分が含まれており、このTHCが脳の受容体に作用することで、人はハイになります。

近年では、THC濃度が極端に高い大麻も登場しているため、嗜好用大麻には注意が必要なのは間違いありません。

ですが、「大麻はハイになるためだけのもの」と考えるのは視野が狭いです。

250種類の疾患に効くと言われる「医療用大麻」

世界ではじめて患者に大麻を処方し「医療用大麻の父」と呼ばれるトッド・ミクリヤ医師は喘息、エイズ関連疾患や不眠症など250種類以上の疾患に大麻の効果が期待できると発表しています。

参考:カナビススタディハウス[Dr.ミクリヤ医療カナビス適応疾患リスト]

すでにアメリカでは、大麻由来の医薬品も登場しており、てんかん、HIV/AIDS患者の食欲不振の改善、抗がん剤などのガン化学治療の副作用である吐き気、嘔吐や神経痛などの治療に使われています。

「医療用大麻の聖地」と呼ばれるイスラエルでは、アメリカよりも早い段階で医療用大麻の研究をはじめ、1992年の時点ですでに医療用大麻の使用の合法化が実現。

イスラエルでは現在、「老人医療としての大麻使用」も注目を集めており、慢性的な疾患に苦しむ高齢者に大麻を提供する老人ホームも登場しています。

ハイにならない大麻の成分「CBD」が世界で大流行

大麻には「CBD」と呼ばれる成分が含まれており、世界中がこのCBDに注目しています。

CBDには不安緩和、睡眠改善、がん細胞の増加の抑制、痛みの緩和など多くの効果があると言われており、近年CBDオイルやCBDクリームなどCBD関連商品が続々と登場しています。

CBDにはTHCのようなハイになる精神活性作用はなく、依存性もないのが特徴。

CBDの効果や安全性の高さに関しては、WHO(世界保健機関)が2018年6月のレポートで発表しているため、安心して使用できます。

参考:World Health Organization[CANNABIDIOL(CBD)Critical Review Report]

勘違いその②日本人は昔から大麻を危ない麻薬として考えていた

意外と知られていませんが、戦前日本には豊かな大麻文化がありました。

とくに、江戸時代には大麻が日常に浸透しており、大麻の繊維で作られた着物や紙などが使われていました。

昔の日本人にとって大麻は危ないものなどではなく、生活を豊かにするために必要不可欠なものでした。

昔の日本にはすでに医療用大麻が存在していた?

また、日本にも大麻の医療的価値を認めていた時代があります。

厚生労働省が定める調薬のバイブルともいえる『日本薬局方』には、1951年まで「印度大麻草」として大麻が薬草として記録されています。

昔の日本人は大麻が鎮痛効果や催眠効果があることをすでに知っていたのです。

日本の豊かな大麻文化はGHQによって失われた

日本の大麻文化は戦後の日本を占領したGHQにより失われてしまいました。

日本にはアメリカのように大麻を吸う文化はほとんどなかったため、大麻を取り締まる法律も存在していませんでした。

日本政府はGHQの指令のもと、1948年に大麻取締法を制定。

こうして日本の大麻文化は衰退していきました。

勘違いその③大麻を摂取することは体に悪く危ない

「大麻は体に悪い」という認識は今では古いものになっています。

最近大きな注目を集めているのが「ヘンプシード(大麻の種子)」です。

ヘンプシードはその効能から「スーパーフード」とも呼ばれており、栄養が偏りがちな現代人がとくに取るべき食べ物と言えます。

ヘンプシードがスーパーフードと言われる理由

ヘンプシードがスーパーフードと呼ばれる理由はタンパク質、必須アミノ酸、ミネラル、オメガ脂肪酸、食物繊維などが豊富に含まれているからです。

特に注目したいのは現代人に不足がちな「αリノレン酸」が多く含まれること。

αリノレン酸には血液をサラサラにすると言われており、動脈硬化、血栓防止、血圧の正常化、LDLコレステロールの減少に効果があります。

参考:厚生労働省Eヘルスネット[不飽和脂肪酸]

最近ではサラダ油の代わりに、ヘンプシードから作られたヘンプシードオイルで料理をする人も増えています。

ヘンプシードオイルは体に悪いとされる「トランス脂肪酸コレステロール」が含まれていないため、日々の健康づくりの大きな味方です。

ヘンプシードは危ないどころか安心安全な健康食品

ヘンプシードにはトランス脂肪酸コレステロールが入っていないだけではなく、乳製品やグルテンももちろん含まれておらず、アレルギー反応を起こす可能性も低いと言われています。

また、柔らかいため消化器官に負担をかけることもありませんし、遺伝子組み換え作物の不安もありません。

栄養素の高さから、妊娠している方や授乳中の方にもオススメできる食品であり、少量であれば離乳食に混ぜて赤ちゃんに食べさせても問題がないとされているくらい安心安全な食品です。

参考:MEDICAL NEWS TODAY[What are the health of benefits of hemp?]

勘違いその④大麻は危ないから日本では栽培できない

日本で禁止されている大麻は嗜好用大麻と医療用大麻であり、「産業用大麻」の栽培は合法です。

メディアは大麻のハイになる精神活性作用だけに焦点を当ててネガティブに報道しますが、産業用大麻は持続可能性が求められる世界の救世主になるポテンシャルがあります。

日本でも「大麻取扱者免許」があれば栽培できる

実は、『大麻取扱者免許』と呼ばれる栽培免許を取得すれば、日本国内でも産業大麻を育てることができます。

厳しい審査があるため、入念な準備が必要ですが、産業用大麻は将来性ある産業なのは間違いありません。

栽培された産業用大麻は次のようなものに活用されます。

  • 麻の実(鳥のエサや七味唐辛子など)
  • ヘンプシードオイル(麻の実から抽出した食用油
  • 麻織物
  • 住宅用の建材
  • 車内装材
  • 住宅用の建材
  • バイオ燃料
  • 美容用品(シャンプーや石鹸など)

石油に代わる天然資源として大麻は世界で注目されています。

北海道から香川まで日本の産業大麻農家は活動している

日本には北は北海道から南は香川まで産業用大麻を育てる農家さんがいます。

もっとも産業用大麻が盛んなのが栃木県。

栃木が産んだ品種『とちぎしろ』はTHC濃度が0.2%で、精神活性作用が皆無なため、産業用大麻として安全に栽培することができます。

しかし現状、日本の産業用大麻産業は非常に小規模です。

1950年には25000軒あったとされる国内の産業大麻農家も、現在では30軒前後と言われています。

そのため、産業用大麻すらも中国の輸入に頼っているのが日本の現状です。

環境に優しく経済を回していくためには産業用大麻は非常に重要な存在。

日本の伝統であった大麻文化を取り戻す必要が出てきています。

まとめ:大麻を危ないものと考えるのは時代遅れ

「大麻は危ない」と考えている人の多くは『大麻=麻薬』と言う固定概念を持っているからです。

たしかに、大麻にはハイになるための嗜好品として役割もありますが、世界は嗜好品としての大麻よりも、医療と産業の発展のために大麻を活用する流れを加速させています。

一方で、日本は豊かな大麻文化があったにもかかわらず、戦後から現在まで「大麻は危ない」と思考停止してきたため、大麻後進国になってしまいました。

大麻は危ないどころか病気で苦しむ人を救い、現代人の健康をサポートし、環境にも優しい天然資源の側面もあります。

まずは私たちひとりひとりが「大麻が危ない」という古い認識をアップデートしていくことが大切です。

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本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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