【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

薬物や大麻の検査はどのように行われるのか?

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Tくん

大麻の検査ってどのように行われるの?

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Cちゃん

陽性反応が出たら通報されるって本当?

本記事ではこのような疑問を解説します。

近年は企業が従業員に乱用薬物検査を実施することも一般的になりました。

特に人の命を預かる社会インフラ業界では、薬物の影響による重大事故を防止するために、乱用薬物検査はマストになっています。

乱用薬物検査で検出可能な薬物には主に次の5つがあります。

  • 大麻
  • 覚せい剤
  • 合成麻薬
  • アヘン系麻薬
  • 医療用麻薬
  • 睡眠薬・向精神薬

今回はその中でも大麻にフォーカスを当て「検査の方法」「大麻の体内残留時間」「大麻の陽性反応が出た場合」など乱用薬物検査について詳しく解説していきます。

大麻の検査はどのようにして行われるのか?

まずは大麻の検査がどのように行われるのかについて簡単に説明したいと思います。

乱用薬物検査は専門検査機関または病院で行われる

通常の健康診断では体内にある大麻成分を検出することはできないため、乱用薬物検査キットが必要になります。

乱用薬物検査は基本的に、病院もしく専門検査機関で行われます。

病院には急性薬物中毒の患者が運ばれてくることがあるため、乱用薬物検査キットが用意されています。

また、専門検査機関に直接検査を依頼する場合は検体(尿など)を郵送することで検査が可能です。

乱用薬物検査の対象になる成分はテトラヒドロカンナビノール

乱用薬物検査の対象である大麻成分は「テトラヒドロカンナビノール(THCA/THC)」です。

テトラヒドロカンナビノールは「ハイになる」精神活性作用を持っており、麻薬及び向精神薬取締法で禁止されている違法成分になります。

近年大きな注目を集める合法成分「カンナビジオール(CBD)」は乱用薬物検査の対象外のため、CBD関連商品であれば安心して使うことができます。

検体は唾液、尿、髪、食品の4つ

乱用薬物検査の検体は次の4つになります。

  • 尿
  • 唾液
  • 髪の毛
  • 食品

乱用薬物検査は尿検査というイメージが強いですが、尿以外にも唾液、髪の毛、食品などから大麻の成分テトラヒドロカンナビノールを検出することができます。

検体の必要量は検査機関によって異なり、尿に関して言えば8mlのところもあれば、100mlの尿が必須のところもあります。

大麻の体内残留期間はどれくらい?

薬物を体内から出すことを「クスリを抜く」と言いますが、果たして大麻は摂取後どれくらい経てば、薬物検査にて陽性反応が出なくなるのでしょうか?

ここからは大麻の体内残留期間について詳しく見ていきましょう。

以下の情報は法科学鑑定研究所の薬物検査を参考にしています。

唾液は摂取後7日間、尿は摂取後10日間は体内に残る

唾液の場合は大麻の摂取後、7日以内であれば薬物検査で検出することができます。

そもそも唾液は唾液腺という部位で、血液から唾液に作り変えられたものなので、唾液から被験者が薬物を摂取したかを確かめることができます。

尿の場合は大麻摂取後10日以内であれば検出可能です。

摂取した大麻は、肝臓を中心とする体内の代謝酵素で代謝された後、尿によって排出されます。

薬物検査では排出された尿に含まれる大麻の代謝物を検出します。

髪の毛の場合は摂取後数年間

髪の毛は大麻の成分が長期間残る部分で、摂取後数年間は薬物検査にて検出が可能になります。

大麻の成分のほとんどは唾液や尿により体外へ排出されますが、その一部は髪の毛に蓄積します。

髪の毛は長ければ長いほど大麻の成分が検出しやすくなります。

尿検査を失敗させることはほぼ不可能

近年の尿検査は非常に精度が高くなっており、尿検査前に水分をたくさん飲んだりしても、体内の大麻成分を検出することができます。

尿の成分分析に使われる技術にはガスクロマト質量分析計、高速液体クロマトグラフ、核磁気共鳴分光法の3種類があり、これらを用いればng(ナノグラム)の大麻成分も検出可能になります。

薬物検査が盛んなアメリカでは「尿検査対策」を謳う薬やドリンクが売られていますが、これらの商品は科学的根拠がなく、その効果は皆無とされています。

薬物検査で陰性反応を出すには単純に大麻を摂取しないことです。

大麻の検査で陽性反応が出たら通報される?

乱用薬物検査でもっとも気になるのが「陽性反応が出てしまったケース」です。

ネット上には「もし陽性反応が出たら絶対に通報される」など極端な意見も見られますが、通報されるケース、そして通報されないケース両方があります。

検査機関が自主的に通報することはない

乱用薬物検査を検査機関に委託して、大麻成分の陽性反応が出た場合、委託先の検査機関が自主的に警察に通報するなど外部に情報提供を行うことはないとされています。

しかし、警察が令状を発行した上、被験者の検査結果や検体の提出を求めた際は例外です。

被験者の許可のもと、検査機関は警察に情報提供を行います。

民間企業が実施する乱用薬物検査では通報義務はない

民間企業が従業員に乱用薬物検査を実施し、大麻成分の陽性反応の被験者が出た場合、雇用主である民間企業に通報義務はありません。

薬物依存症の医療現場では、陽性反応の被験者が出ても警察に通報せずに、薬物依存症の専門機関に相談するのが一般的です。

しかし、被験者が大麻を乱用していることがわかった場合、民間企業が警察に相談するケースは十分考えられるでしょう。

病院での薬物検査では通報される可能性はある

大麻の摂取が原因で、救急病棟に運ばれた際に乱用薬物検査によって大麻成分の陽性反応が出た場合、警察に通報するかしないかの判断は医療関係者によって異なります。

「薬物中毒の患者は通報せずに専門機関に受診させる」という考えの医療関係者もいれば、「薬物検査で陽性反応が出たら通報するべき」という考えの医療関係者もいます。

特に、薬物中毒治療が他の先進国に比べて発展していない日本では「違法薬物=通報」と考える医療関係者も多く、結果的にその認識が薬物中毒者の症状の悪化に繋がっているという意見もあります。

雇用主から懲戒処分される可能性はある

乱用薬物検査により大麻成分の陽性反応が出た場合、雇用先に就業規則に薬物使用に関する懲罰規則があれば、雇用主は陽性反応の従業員を懲戒処分にすることができます。

近年では、従業員管理の一環として乱用薬物検査が日本でもポピュラーになり、多くの企業が従業員の薬物問題一掃に力をいれており、陽性反応の被験者を解雇する例が増えています。

まとめ:乱用薬物検査で大麻使用は丸わかりになる

現代の乱用薬物検査を用いれば、被験者が大麻を摂取したことは丸わかりになります。

「大麻を体内から抜けば問題ない」と言っても、髪の毛には大麻の成分が非常に長く蓄積することが分かっていますし、尿検査前に大量に水分を摂取したところで尿検査すらも欺くことはできません。

乱用薬物検査で大麻成分の陽性反応が出た場合、雇用主である民間企業や病院には通報義務はありませんが、通報される可能性がゼロなわけではありません。

日本国内において大麻を摂取することは乱用薬物検査関係なく違法行為です。

しかし、違法なのはTHCであり、同じ大麻草から抽出されたCBDという成分は合法になります。

CBDは様々な健康効果が期待される大麻成分で、不眠やストレスなどに悩む方にオススメです。

CBDについて詳しく知りたい方には以下の記事がオススメです。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

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