【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻は結局何が悪いの?【日本では特にNGな理由】

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Tくん

大麻って実際何が悪いの?

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Cちゃん

なんで日本では大麻をやったらいけないの?

本記事では上記のような疑問を解決していきます。

病気で苦しむ人を癒す「医療用大麻」や数々の美容健康効果が期待できる「CBDオイル」など、大麻に対するネガティブなイメージがポジティブなものへ大きく変わりつつある近年。

とはいえ、大麻は無害という訳ではありません。

研究者たちは大麻が人間の身体に与える悪影響を研究しており、様々な研究結果が出てきています。

そこで本記事では「大麻の何が悪いの?」という疑問を検証し、「特に日本で大麻をやるべきではない理由」についても解説していきます。

大麻の何が悪いのか?身体に悪影響を与える可能性があることを認識すべき

まず、大麻の使い方は嗜好用、医療用、産業用と3つに分かれています。

大麻による健康被害で問題になるのが嗜好用大麻です。

レクリエーションとして大麻を吸う目的はやはり「ハイ」になるためです。

そして現在の流通する大麻は昔に比べて、THC濃度が高いことが大きな問題です。

1990年代の大麻に含まれるTHCは平均で4%だったのにもかかわらず、現在は35%の大麻も存在します。

嗜好用大麻は以下のような問題を引き起こす原因となると言われています。

幻覚や記憶障害など短期的な症状が起こる

大麻に含まれるTHCは脳の受容体に作用します。

その結果、精神活性作用が働き、ハイになります。

そのため、THC濃度が高ければ高いほど脳にインパクトを与えます。

高用量の大麻を使用した場合、大麻の効果が想定外に強い場合、そして大麻使用経験が浅い場合は、以下のようなネガティブな症状を一時的に経験する可能性があるとされています。

  • 幻覚
  • 妄想
  • 記憶障害
  • 見当識障害
  • アイディンティの喪失

参考:NIH[Is there a  link between marijuana use and psychiatric disorders?
参考:Taylor&Francis Online[Acute cannabis toxicity]

このようなネガティブな効果が、過去に世界でも大麻が違法と考えられてきた理由です。

しかし一方で、鎮静効果や食欲増進効果などポジティブな効果もあるため、病気や治療薬の副作用に苦しむ患者を助けるために医療用途として活用されている側面もあります。

煙を吸い込むことで呼吸器官にダメージを与える

大麻の代表的な摂取方法である喫煙は呼吸器官に大きなダメージを与えます。

大麻を燃焼させることで発生した煙はタバコの煙と同じように、発ガン性物質などの毒素やタール、ベンゾピレンやニコチンなどの有害物質を大きく含んでいることが分かっています。

参考:Springer Link[One the Carcinogenicity of Marijuana Smoke]

結果的に、次のような呼吸器官系のトラブルの原因につながります。

  • 咳やタンの増加
  • 急性の胸部疾患
  • 肺感染症の発症リスクの増加

参考:Taylor&Francis Online[Pulmonary effects of inhaled cannabis smoke]

大麻ユーザーは煙を肺に長く保つ傾向もあり、1回の吸引でタールなどの有害物質が肺に与える影響も大きいとされています。

現時点で大麻の摂取方法としてベストなのは「食べること」だとされています。

大麻食品は「エディブル」と呼ばれ、大麻解禁国では様々な商品が売られています。

エディブルについてもっと知りたい方には以下の記事がオススメです。

大麻の吸引から1時間以内の心臓発作リスクは4〜5倍になる

大麻が心臓に与える影響に関する研究は数多く存在し、研究者によって意見が分かれている状態です。

2017年にへマント・ゴヤール医師らが発表した文献レビューによれば、大麻ユーザーの心臓発作の発症リスクは大麻を喫煙していない状態に比べると、大麻の喫煙後1時間以内の心臓発作の発症リスクが4〜5倍に増えます。

参考:JTD[Pole of cannabis in cardiovascular disorders]

特に心臓病を持っている人にとっては大麻は危険性が高いものと言えます。

大麻が心臓に与える影響に関する研究のほとんどが「大麻を喫煙した場合」を前提にしていますが、エディブル食品など口から摂取したケースでも心血管系に悪影響を与える可能性はあります。

参考:Harvard Heath Publishing [How does marijuana affect the heart?]

他にも大麻の影響を詳しく知りたい方には以下の記事もオススメです。

日本で大麻をやることの一体何が悪いのか?

「日本で大麻をやって何が悪いのか?」

という問題を考えたとき、“違法だから”と答える人がほとんどだと思います。

もちろん、逮捕されることが一番の問題ですが、そのほかにも日本で大麻をやることは非常にリスクが高い行為なのです。

その理由は次の3つです。

大麻取締法で逮捕され社会的地位を失う

日本では1948年に大麻取締法が制定され、次のような大麻に関わる行為が禁止されました。

  • 所持
  • 譲渡
  • 譲受
  • 栽培

上記の禁止行為で逮捕され有罪判決を受けた場合は以下のような刑罰が課せられます。

大麻取締法違反による刑罰・個人での使用目的で栽培・輸出入したケース:7年以下の懲役

・個人での使用目的で所持・譲渡・譲受したケース:5年以下の懲役

※営利目的の場合は刑罰が重くなる

大麻取締法で逮捕された場合、家族に多大な迷惑をかけ、職を失うなど社会的地位を一気に失う可能性が高いです。

『大麻=薬物』という認識が強い日本では特に生きにくくなるでしょう。

大麻の質が保証されておらず他の薬物が混入している場合がある

日本では大麻が違法なため、質の悪い大麻も流通している現実があります。

大麻解禁が行われるアメリカの州では『ディスペンサリー』と呼ばれる大麻販売所があり、厳重なルールのもと、大麻を販売しています。

すべての大麻関連商品は政府が契約する検査機関で検査され、誤って開けることがないようにチャイルドプルーフで管理されています。

一方で、日本では他の薬物と混ぜた大麻を売る売人も多く、気づかないうちに大麻ではない他の薬物を摂取する可能性があります。

また、売人の中には利益率が高い覚醒剤を勧めてくる者もいます。

詐欺に遭うリスクが高い

近年、SNSで大麻を売買し詐欺に遭うケースが増えています。

最も多いのが機密性の高いメッセージアプリで大麻を注文し、売人の口座に代金を振込したにもかかわらず、商品が届かないというケースです。

これは立派な詐欺行為ですが、購入者が買ったものは大麻のため、警察には相談しないことを売人は分かっています。

また、実際に直接取引をする場合も大麻ではない偽物の商品が渡されたりなど、日本で大麻を購入することには良いことはひとつもありません。

ハイリスク・ゼロリターンです。

絶対にやめましょう。

まとめ:「大麻の何が悪いんだ」とムキにならず冷静に考えよう

世界では医療用大麻がどんどん普及している一方、日本では未だに「大麻は危ない麻薬」と言われています。

大麻に関する正しい知識を持ち合わせた人なら「大麻の何が悪いんだ!」と感じると思います。

しかし、世界でも嗜好用大麻の使用について、ネガティブな意見も多いのは冷静に受け取るべきだと思います。

現在流通する大麻はTHC濃度が高くなっているため、昔の研究が役立たない場合もあり、研究者は嗜好用大麻がユーザーに与える影響を調査しています。

「物は使いよう」というように、大麻も使用方法によって良いものにも悪いものになることを忘れてはいけません。

日本人が大麻についてよく勘違いしていることについても以下の記事で解説したので、興味がある人は併せてご覧ください。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

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