【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻栽培免許を取ろう!申請から取得までの流れ

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Tくん

大麻栽培免許ってどうやって取るの?

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Cちゃん

大麻栽培免許の申請から取得までのステップは?

実は、日本国内でも合法的に大麻が栽培できる方法があります。

それは「大麻栽培免許を取得して大麻農家として栽培すること」です。

大麻栽培免許があれば「産業用」もしく「研究用」に限り、国内でも大麻栽培が行えます。

大麻栽培免許(公式名称 : 大麻取扱者免許)とは都道府県知事から交付される大麻栽培免許のことです。

日本の大麻栽培免許には2種類あります。

日本の大麻栽培免許には2種類栽培者免許:大麻農家として大麻を栽培するための免許

研究者免許:大麻取締官や大学研究者などが大麻を取り扱うための免許

しかし、「大麻栽培免許を取って国内で大麻農家になりたい!」と考えても

・免許はどこでどうやって申請するの?

・何を準備すればいいの?

・本当に自分でも免許を取得できるの?

など分からないことがたくさんあると思います。

今回は、そんな疑問を解消するために、「大麻栽培免許を申請してから取得までのステップ」から「大麻栽培免許が取得できないケース」までに詳しく解説していきます。

申請窓口行く前の準備!大麻栽培免許申請から取得までの7つのステップ

まずは「申請窓口がどこにあるのか?」を確認しましょう。

大麻栽培免許の申請窓口は「お住いの都道府県の薬事課」もしくは「保健所」の2つになります。

まずは、お住いの都道府県の薬事課に問い合わせてみるのがベストだと思います。

大麻栽培免許の取得でもっとも大変なのが「申請の準備」です。

やはり、大麻を扱うので必要書類の数も多く、入念な用意が求められます。しかし、諦める必要はありません。

次の7つのステップでスムーズに準備を進めましょう。

ステップ1. 大麻栽培免許の「申請書」「診断書」「宣誓書」を手に入れる

まずは大麻栽培免許の「申請様式」を手に入れましょう。

薬事課でもらえる申請様式は次の3点です。

  • 大麻取扱者申請書
  • 診断書
  • 宣誓書

お住いの都道府県の薬事課の窓口で「大麻取扱者免許の申請書、診断書、宣誓書をいただけますか?」と伝えましょう。

場合によっては門前払いを受けるケースもあるので粘り強く頼む必要があります。

しかし、福岡県のように、都道府県によってはホームページで申請様式がダウンロードできる県もあります。

ステップ2.「精神状態が良好なこと」と「麻薬中毒者ではないこと」を証明した診断書をもらう

大麻栽培免許の申請には医者による診断書を書いてもらう必要があります。

ステップ1で手に入れた診断書をもって内科があるクリニックや総合病院に行きましょう。

診断書で証明する2つのポイント

診断書で証明する2つのポイント精神機能が正常なこと

麻薬中毒者ではないこと

検査は薬物中毒検出用キットで行われ、検査後に「精神機能が正常なこと」そして「麻薬中毒者ではないこと」を証明した記載入りの診断書を発行してもらいます。

検査代と診断書作成代が必要なため、事前に電話で問い合わせして確認すると良いでしょう。

診断書は診断日から1ヶ月以内のものを用意しなければいけません。

ステップ3. 法人の場合は「定款又は寄付行為及び登記事項証明書」個人の場合は「履歴書」を作成する

個人で申請する場合には「履歴書」が必要になり、法人の場合は「定款又は寄付行為及び登記事項証明書」が必要になるため用意しましょう。

ステップ4. 「栽培計画書」と「販売計画書」を作成する

全ステップの中でもこのステップはもっとも重要です。

「栽培計画書」と「販売計画書」を作成していきます。

これら2つの書類は「事業計画書」と言ってよいでしょう。

  • 栽培計画書:大麻草の種子の入手先、生産品の加工方法、生産品の利用目的
  • 販売計画書:繊維または種子の販売方法、販売量、 販売先、販売形態など

大麻栽培には「繊維採取」「種子採取」の2つがあります。

それぞれ栽培方法が異なるため、繊維採取と種子採取のどちらが必要なのかを明確にしなければいけません。

両方必要な場合は最優先のものを書きましょう。

栽培計画書と販売計画書は行政がもっとも審査する対象になるため、入念につくりあげていきましょう。

ステップ5. 大麻栽培場所の平面図を用意する

申請には大麻栽培規模を表す「栽培場所の平面図」も必要になります。

平面図の作成はソフトまたは手書きで行いましょう。

ポイントは「用途」「面積」をわかりやすく記載すること。

平面図の作成経験がない場合はインターネットで調べながら進めると良いでしょう。

近年、免許許可が降りている大麻農家の面積が1反(約300坪)とされているため、1反の農地をできれば用意したいところです。

ステップ6. 大麻草の繊維(茎)と種子以外の生産物の処分計画書を作成する

葉、花、未熟な茎は大麻取締法で規制されているため、生産後に処分する必要があります。

そのため、「どのように処分を行うのか?」を明確に記載した処分計画書も提出する必要があります。

ステップ7. 大麻が盗難に遭わないように盗難防止策を記した書類をつくる

日本でも栃木県などで大麻農家から生産物が盗難される事例が相次いだため、大麻栽培免許の申請者は「盗難防止策」を事前に考えた書類を提出しなければいけません。

大麻が盗難された場合、生産者の責任が問われるため、入念に対策を行いましょう。

具体的な対策として次のようなものがあります。

  • 柵を建てる
  • 防犯カメラ設置
  • センサーライト設置

実際に農作物を栽培する農家がどのような対策をしているかを学ぶことをオススメします。

防犯のプロに相談をするのも有効です。

ステップ8. 用意した必要書類を持って担当の窓口へ

準備はここまで。

用意した必要書類をすべて持って申請窓口へ行きましょう。

しかし、行政側の審査もかなり厳しいため、断られる前提で挑みましょう。

簡単に諦めないことが大切です。

実際に大麻栽培免許を取得した大麻農家の中には何度も担当者と交渉を続けてやっと免許取得ができるケースが多いです。

申請から免許取得までの審査期間について申請窓口で聞きましょう。

大麻栽培許可が取得できない4つのケース

大麻栽培免許は誰でも取得できるわけではありません。

次の4つのケースに当てはまる場合は取得自体ができないため、残念ながら諦めるしかありません。

麻薬中毒者と診断されたケース

診断書作成の際に、麻薬中毒者と診断された場合は取得ができません。

過去に禁固以上の刑に処されたケース

過去に禁固以上の刑の処分を受けたことがある場合は取得ができません。

未成年者のケース

満20歳の誕生日を迎えていない未成年者の場合は取得ができません。(民法改正により2021年4月1日から満18歳に変更されます)

心身の故障により大麻取扱者の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令が定めた者のケース

厚生労働省が「心身の故障により大麻栽培を行うことができない」と判断した場合は取得ができないとされています。

大麻栽培免許には「1年毎の更新」と栽培実績報告書が必要です

大麻栽培免許は申請後も色々義務が厳しいです。

「やっと免許取得できた!」と安心したいところですが、実は大麻栽培免許は「1年ごとの更新」が義務づけられています。

行政による審査により、免許の更新が行われます。

有効期限は免許取得日から12月31日まで。

また、毎年1月には「栽培実績報告書」を提出しなければいけないため、免許を取ったからといって気を緩めてはいけません。

まとめ : 大麻栽培免許の取得には相当の準備と覚悟が必要です

現状、日本国内で大麻栽培免許を取得して大麻農家として生きていくのは茨の道だと思います。

大麻栽培免許という制度はあるものの、行政側の審査も厳しく、準備しなければいけないことも多いです。

大麻農家として国内で栽培できる品種はTHCをほとんど含まないものですが、もし盗難にあったら生産者が責任を問われます。

厚生労働省が発行する「ご注意ください!大麻栽培でまちおこし!?〜大麻の正しい知識で正しい判断〜」でも、大麻栽培はかなりネガティブに語られています。

しかし、「私は日本で大麻農家をやりたいんだ!」と強い覚悟がある方は諦めずにチャレンジしてみてください。

世界では今、大麻産業が「グリーンラッシュ」と呼ばれるほど大きな産業になっています。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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