【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻が安全という嘘の嘘とタバコやアルコールは安全という嘘

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Tくん

大麻は安全なの?

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Cちゃん

大麻は麻薬だから一度でもやったら終わりって本当?

日本人にとって「大麻は麻薬」というのは常識です。

しかし今、日本の常識が世界の非常識になっています。

アメリカとヨーロッパを中心に「大麻解禁」に乗り出す国はどんどん増えています。

隣国の韓国でも2019年11月に医療用大麻が合法化になっているんです。

では、なぜ日本はいまだに大麻の有用性についての議論すらできないのか?

「大麻取締法」という70年近く前にGHQの要望のもとにつくった法律が根本的原因です。

そして、日本のメディアは今日も「大麻は安全ではないから使用してはいけない」と報じています。

大麻解禁の国が増えるこの時代に、日本のメディアは「大麻は危ない」の一点張り。

本記事では、日本のメディアが報じる大麻に関するネガティブな報道を検証しています。

「大麻は安全じゃない!」と主張するメディアの代表的なネガティブ報道5つ

メディアの存在意義は「物事の事実を正確に伝えること」です。

物事にはいつもメリット・デメリットが存在しますから、良いことも悪いことも両方を伝えるのがメディアの役割です。

しかし、残念ながら日本のメディアは大麻のネガティブな側面しか報道しません。

今回は国内メディアによる大麻のネガティブ報道の中から以下の5つをピックアップ。

  • 依存性は高い
  • 大麻精神病など精神病を引き起こす
  • 大麻摂取により自動車事故が増える
  • 大麻解禁により治安が悪化する
  • 他の違法薬物のゲートウェイドラッグになる

では、ひとつひとつ検証していきましょう。

検証1. 大麻の依存性は高いため安全ではない

医療品や嗜好品の安全性を確かめる尺度のひとつが「依存性」です。

しかし、「大麻は依存性が高いから安全ではない」という報道は果たして正しいのでしょうか?

大麻の依存性については1994年時点で、アメリカ国立薬物乱用研究所(NIDA)が「アルコール、ニコチンやカフェインよりも依存性や離脱症状が低い」という調査結果を発表しています。

ある統計によれば、タバコ使用者の32%、コカイン使用者の20%、アルコール摂取者の15%が依存症になるのに比べて、大麻使用者は9%しか依存症にならないと分かっています。

しかし、10代から大麻摂取を始めた場合は例外。依存性になる割合が17%に上がります。

そのため、州によって大麻解禁を行うアメリカでは「21歳未満の大麻使用は禁止」になっています。

大麻はタバコやアルコールなどの嗜好品同様に無害ではありませんし、依存性もあります。

しかし、だからとって、「一度でも大麻をやったらもう元には戻れない」というような報道は情報操作でしかないと思います。

検証2. 大麻精神病など精神病を引き起こすから安全ではない

「大麻を摂取すると大麻精神病など精神疾患にかかる」という報道。

確かに、大麻の主成分であるTHCは精神疾患を起こすリスク要因とするエビデンスがあります。

厚生労働省HPにも「THCは幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらします」と記載されています。

確かに、高濃度のTHCを高頻度で摂取した場合はこのような症状を体験する可能性があります。

しかし、大麻の成分はTHCだけではないのです。

CBDという「不安症などの精神病の治療薬」として期待されている成分も含まれています。

「大麻精神病」という言葉にはインパクトがあるため、大麻に関する知識がない方は「やっぱり大麻は安全ではない」と考えるでしょう。

しかし、大麻精神病は明確に定義された病気ではなく、一般的には「大麻摂取後に起こる妄想や思考の巡りのこと」を指します。

しかし、これは短時間の症状であって大麻摂取をやめれば症状は消えます。

大麻と精神病に関連するエビデンスとして注目されたイギリスの研究では、1996年から2005年(大麻摂取する人口が増加した期間)で、統合失調症などの精神病の発症数にはまったく変化がありませんでした。

THCが精神病疾患のリスク要因のひとつであることは事実です。

しかし、大麻摂取によって精神病になるのではなく、「精神疾患患者が大麻を摂取した場合、症状が悪化する」が正確ではないでしょうか?

検証3. 大麻摂取により自動車事故が増えるから安全ではない

「大麻解禁を行った国で自動車事故が増加」と報じるニュースもありますが、大麻摂取による自動車事故増加のエビデンスはまだ存在していません。

なぜなら、アルコールと比べて、陶酔感を与えるTHCという成分は血中濃度が下がりやすいからです。

摂取直後に血中のTHC濃度が高くても、事故発生後の検査までには下がってしまうため、正確なデータが取れません。

むしろ、飲酒運転と比較した場合、大麻摂取運転の方が安全という調査があるくらいです。

アメリカ運輸省道路交通安全局(DOT)のレポートには、「大麻使用後の自動車運転は飲酒運転よりも安全である」という研究結果が残されています。

この研究では飲酒運転側を「血中アルコール濃度0.05%以上の場合」とし、大麻使用側を「少量の大麻を摂取した場合」と限定し研究。

しかし、これはあくまで研究。

「大麻を摂取したらハンドルは握らない」というルールは守られるべきでしょう。

今後、飲酒運転同様に、何らかの対策が施されるのは間違いありません。

検証4. 大麻解禁により治安が悪化するから安全ではない

「大麻は治安の悪化につながる」

この予測が間違いだったことを証明したのがアメリカです。

大麻解禁前のアメリカでは、ギャング組織が闇ルートで大麻を売買しており、ギャング組織の資金源となっていたのです。

ターゲットは大人から子供まで。

ギャングたちは、未成年の子供相手にも大麻を売買していました。

「未成年相手にも大麻を売るギャングを潰す」

世界各国が大麻解禁を急いだ理由です。

カナダのトルドー首相も「これまで私たちの子供にとって大麻を手に入れるのはとても簡単なことであり、犯罪者はそれによって利益を得ている」とツイートし、結果的にカナダは国をあげて大麻を合法化にしました。

実際に、合法化したアメリカの州やカナダでは、ギャング組織の資金源がなくなり、治安は悪化するどころか良くなっています。

また、合法化により大麻の流通ルートが明確に。アメリカでは21歳未満は大麻を購入できません。これで子供たちに大麻が流れないようになりました。

大麻合法によって治安は改善され、「ディスペンサリー(大麻販売ショップ」などの大麻関連ショップも急増。

新しい働き口もできたことで、当初の「治安悪化」という予測は大きく外れることになりました。

検証5. 他の違法薬物のゲートウェイドラッグになるから安全ではない

「大麻は安全だとしても他の薬物を試すキッカケになるだろう」

そのようなに主張する意見もありますが、実際はどうなのでしょうか?

州によって合法化が進むアメリカでは「大麻がゲートウェイドラッグになりうるのか?」という研究が進んでいます。

米国立薬物乱用研究所(NIDA)は「大麻使用者のほとんどは大麻よりハードな薬物に手を広げていない」と発表。

アメリカでは「オピオイド系鎮痛剤の中毒者」の存在が度々問題になっていましたが、大麻が合法化された州の中には「医療用大麻によって鎮痛剤の服用量が減少した」という研究も出ています。

そもそも大麻だけに「ゲートウェイドラッグ」と言うのは無理があります。

「15歳までにタバコを吸い始めた10代はそうでない者より違法薬物に手を染める割合が80%も高い」という研究があるように、タバコも立派なゲートウェイドラッグなのです。

事実、大麻解禁の州が増えたアメリカでは、合法化以降に10代の大麻使用が大幅に増加した調査はありません。

しかし、タバコは普通に流通しています。

もし、大麻をゲートウェイドラッグと言うのならば、ゲートウェイドラッグとしての「タバコ」についても考えなければいけません。

まとめ:大麻の安全性は他の嗜好品と同じように使い方次第

現時点では「大麻はタバコやアルコールよりも安全だ」とは言い切れない点があるのは事実だと思います。

大麻の有用性はどんどん明らかになってきていますが、さらなる科学的根拠、さらなる研究が必要でしょう。

しかし、現時点でも大麻にはタバコやアルコールが持っていない医療的な効果があります。

大麻は嗜好品にもなれば、医療品にもなるのです。

残念ながら、日本のメディアは嗜好用医療用関係なく「大麻は危ない」と言っているのです。

しかし、大麻の医療的効果は人々のQOL(クオリティオブライフ)を大きく向上させるもので、痛みに苦しむ末期癌の患者さんにとっては必要不可欠なものです。

そして、嗜好品目的の大麻摂取も、タバコとアルコールと同様に「使い方次第」ではないでしょうか?

日本のメディアによるネガティブな報道ばかり信用していると、大きな機会損失を生むことにもなるかもしれません。

「大麻なんて自分の人生に関係ない」と考えていても、大麻産業は世界で着実に大きくなり、存在感を見せています。

大麻産業の拡大スピードは以前のスマートフォン産業の成長速度以上と言われています。

「スマートフォンが流行るなんて」と言っていた日本ですが、このままいけば「大麻が流行るなんて」と過去を悔やむことになりそうです。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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