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CBDオイルはてんかんに有効?CBD利用のメリットを紹介

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Cちゃん

CBDオイルって健康に良いって聞くけど本当?

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Tくん

てんかんの発作にも効果があるって聞いたことがある!

本記事では、CBDオイルのてんかんに対する有効性を解説していきます。

2018年のアメリカ各州での大麻の規制緩和以降、日本でも大麻の合法化を訴える声が増えてきました。

合法化の根拠として挙げられることが多いのが、「大麻が病気を直す」というものです。

しかし事実とは異なるものも少なくありません。

そこで本記事では、信頼できる研究に基づいてCBDオイルのてんかんに対する有効性を解説していきます。

CBDオイルとは?

CBDはカンナビジオールとも呼ばれ、大麻草に含まれる100を超える化合物の1種です。

CBDは精神活性作用のない物質であり、摂取上限はなく、依存性もありません。

そのためCBDオイルを利用しても「ハイ」になること(精神作用すること)はなく、娯楽目的の利用には向きません。

CBDは最近になりアメリカなどを中心に、ヘルスサプリメントやてんかんなどの病気の処方薬としてメディアで取り上げられるようになりました。

CBDは従来産業用大麻から抽出され、クローン病やパーキンソン病などの自己免疫疾患の症状の緩和から、ニキビの改善、不安うつの改善まで、様々な健康状態に方に利用されています。

CBDオイルがてんかんにどのような影響を与えるのか?

CBDオイルには「ハイ」になる効果はなく、サプリメントやてんかんの処方薬として利用されます。

では実際にCBDオイルがてんかんにどのような影響を与えるのか見ていきましょう。

CBDに関する研究の結果

CBD製品はドラベ症候群とレノックスガストー症候群の2つのタイプのてんかん患者に処方されます。

臨床現場で処方されているということは、CBDがてんかんの症状を和らげ、副作用が重くないということです。

CBDに関する研究の結果には以下のようなものがあります。

  • 2017年の研究では、CBDはドラベ症候群の薬剤耐性を持つ患者の発作を減らすことがわかりました。
  • 2019年の研究では、CBDはドラベ症候群の患者にとって危険がなく、他の治療で効果がでなかった患者にも効果があることがわかりました。
  • 2019年の研究ではCBDはドラべ症候群だけでなく、レノックスガストー症候群の患者にも効果があることがわかりました。

シャーロットの例

コロラド州在住のシャーロット(当時5歳)は、ドラベ症候群で、1週間に300回を超える発作に悩まされていました。15分に1回は発作になる計算です。

これまでの処方薬はどれも効果がなく、最後に使っていた処方薬を飲んだ時には心臓が止まったと言います。

そして限界を感じた家族は、「THC」1%、「CBD」21%の希少な大麻を栽培しているスタンリー兄弟のことを知り、大麻を試すことにしました。

その結果なんと治療をはじめてすぐに、1週間に300回あった発作は1回に、そして9ヶ月後には0回か1回まで激減。

歩く、食べる、話すなど自分で生きることができず、母親の腕の中で眠るだけだった女の子が活発に踊りを踊れるようになり、少女の生活は一変しました。

メキシコ小児の例

2017年の調査報告書「Report from a Survey of Parents Regarding the Use of Cannabidiol (Medicinal cannabis) in Mexican Children with Refractory Epilepsy」でもCBDオイルのてんかんへの有用性が明らかになっています。

この調査では、ラノックスガストー症候群を含む難治性てんかんを持つ43人のメキシコ小児にCBDを与えて影響を調査しています。

その結果、81.3%の人が発作の改善を経験しました。

改善レベル改善率人数改善した割合
完全に改善100%716%
かなり改善80-100%1125.5%
中程度の改善50-80%1125.5%
わずかな改善25-50%716%
変化なし±25%511.6%
悪化>25%24.6%

重篤な副作用はなく、食欲の増進と睡眠パターンの変化が43%の人に現れただけでした。

なおCBDは日本でも合法で利用可能ですが、この実験で利用された「RSHO-X® Cannabidiol」は日本でも購入可能です。

小児薬剤抵抗性てんかんの例

アメリカのスタンフォード大学の研究でも、CBDオイルのてんかんへの有効性が示唆されています。

CBDオイルの治療への利用に関する情報共有を行う小児薬剤抵抗性てんかん患者の親によるFacebookコミュニティーを利用して、調査が進められました。

有効な回答を得られたのは19件で、その内84%の親は、発作の改善を経験しています。

84%という数値はメキシコ小児の例で得られた81.3%という数値に近く、約80%程度の確率で発作などの症状が改善すると期待できそうです。

なお注意力の向上、気分の改善、睡眠の質の向上などの効果を感じる親も多いです。

CBDオイルを摂取することによる影響

CBDオイルを摂取するとCBDがECS(エンド・カンナビノイド・システム:身体調節機能)の受容体と相互作用して、脳内麻薬とも呼ばれる神経伝達物質のアナンダミドなどの効果を高めます。

その結果、記憶や炎症、食欲、痛み、不安、うつに良い影響を与えます。

なおECSとは魚のような原始的な生物でも持っているものであり、ECSは呼吸器と循環器にとってなくてはなりません。

CBDオイルでてんかんが治療できるわけではない

CBDはECSと相互作用し、てんかんによる発作を効率的に減らし、患者の生活の満足度が高くなるのは明らかです。

しかし残念ながら、てんかんによる発作を完全に消し去る治療方法は見つかっていません。

なぜならてんかんの中でも、ドラベ症候群とレノックスガストー症候群によるてんかんはとりわけ重度だからです。

CBDオイルを1日に数回飲んでも、発作の可能性はもちろんあります。

てんかん患者がCBDオイルを利用する利点

てんかん患者がCBDオイルを利用する利点は主に3つあります。それぞれ見ていきましょう。

耐性がつかない

CBDはECSに直接的に結合する訳ではありません。

そのため他の治療薬のように耐性がつかず、長期間継続して利用することができます

また薬剤抵抗性てんかんにも効果が期待できます。

天然化合物である

天然化合物が必ずしも安全だとは言えません。

しかしCBDオイルは少なくとも他のラボで製造されているものではなく、植物から抽出された、より自然なものです。

日本ではイメージ良くありませんが、より抵抗なく利用できます。

副作用が少ない

CBDオイルにも上の研究例で紹介したように、副作用はあります。

しかし副作用が現れる患者の割合は少なく症状は軽微なものがほとんどです。

CBDオイルで発作がなくなったり、激減する患者がいることを考えれば、副作用を考慮しても、CBDオイルはてんかん患者に有効だと言えます。

なお上で紹介した副作用以外に以下の副作用が報告されています。

  • 食欲の増加
  • 食欲の減少
  • 睡眠パターンの変化
  • 不眠症
  • 便秘
  • 鼓腸
  • 下痢
  • チック
  • 発作の増加

まとめ:CBDオイルはてんかんに有効

てんかんを完治させる治療方法はいまだ存在せず、CBDオイルを利用してもてんかんを完治させることはできません。

しかしCBDオイルを摂取することで、発作が激減する患者が多いのは事実です。

またCBDオイルによって重篤な副作用が発生することはほとんどありません。

てんかん患者による、CBDオイルの利用は今後増えていくでしょう。

CBDオイルにはてんかんの発作を抑えられるほどの効果があるのは明らかです。

日本で利用できるCBDオイルも、適量利用すれば十分なリラックス効果やストレス緩和効果を期待できます。

初心者にオススメのCBDオイルについても以下の記事で解説していますので、興味がある方は参考にしてみてください。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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