【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻に含まれる成分を日本一わかりやすく解説!大麻でハイになる理由

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Tくん

大麻って吸うとハイになるんだよね?

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Cちゃん

どうして大麻を吸うとハイになるの?

本記事ではこのような疑問にお答えします。

知ってのとおり、大麻を吸うと高揚感や多幸感などの、いわゆる「ハイ」になる作用があります。

こうした精神活性作用があるために、日本では「大麻=麻薬」というイメージが根付いていますが、そもそもどうして大麻を吸うとハイになるのでしょうか。

実は、大麻草には多くの成分が含まれていて、その中には摂取するとハイになるものや、医薬品として利用されたり健康増進に役立つものなど、様々な成分が含まれています。

本記事では、大麻草から抽出される代表的な成分や、その作用を解説していきます。

どうして大麻を吸うとハイになるの?

一般的に、大麻を吸った際の作用として代表的なものに、高揚感やリラックス感、五感が鋭敏になる、空腹になる、などが挙げられます。

こうした作用は、大麻草から抽出される「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という成分の働きであり、大麻がもたらす「ハイ」の作用は、基本的にはTHCによるものです。

ですが、大麻草にはTHC以外にも様々な成分が含まれており、こうした大麻由来の成分をまとめて「カンナビノイド」と呼んでいます。

大麻に含まれる成分「カンナビノイド」

カンナビノイド研究の歴史は古く、1899年にイギリスの科学者が、大麻草に含まれる「CBN(カンナビノール)」という成分を発見した時まで遡ります。

以来、カンナビノイドの研究が世界中で行われるようになりましたが、大麻研究で最も進んでいる国が、中東のイスラエルです。

同国では1963年からカンナビノイドや、大麻の効用などの研究を世界に先駆けて行っており、最も早いうちから大麻の重要性に着目した国です。

THCや、下記で述べる「CBD(カンナビジオール)」などの主要なカンナビノイドの存在を発見したのもイスラエルで、また医療大麻の消費量が米国や欧州を抜いて世界で最も多く、同国には大麻関連のスタートアップ企業も数多く存在します。

イスラエルの科学研究者であったラファエル・メコーラムという人は「大麻研究の父」とも呼ばれており、THCを含んだ大麻入りケーキを自ら食べて、その作用を実証したことでも知られています。

60種類以上ものカンナビノイドが存在

カンナビノイドの種類は多く、合計で60種類以上ものカンナビノイドが大麻草に含まれています。

それぞれのカンナビノイドは種類に応じて異なる名称と構造式を持ち、例えば「CBC(カンナビクロメン)」「CBE(カンナビエルソイン)」「CBG(カンナビゲロール)」「CBDV(カンナビディバリン)」などが挙げられます。

この中で、精神活性作用があるのはTHCのみであり、他のカンナビノイドには基本的にハイになる作用はありません。

代表的なカンナビノイド

60種類以上あるカンナビノイドのうち、THCとCBD、CBNが大麻由来の三大主成分と言われています。

この3つは人体に影響する作用を持ち、例えばCBDは睡眠を深くしたり、様々な病気に緩和効果があることが知られていますが、これに関しては下記で説明します。

また、大麻研究が進むにつれて最近ではCBNにも注目が集まっており、睡眠の導入や痛み止め、食欲増進など、ややCBDと似た作用を持っています。

摂取するとハイになる「THC」とは

ですが、カンナビノイドの中で最も有名なのは、やはりTHCでしょう。

大麻草にTHCが含まれる理由として、大麻草に付着した害虫を麻痺させて身の安全を守るためだと言われています。

このTHCがあるが故に、「大麻=麻薬」というイメージが定着したとも言えますが、最近ではTHCが様々な病気に対して治療効果を持つことが世界中の研究で明らかになっています。

THCの効果

THCを摂取した時の作用は、大麻草の種類によって若干異なります。

大麻草には大きく分けて2種類あり、「サティバ系」「インディカ系」に分かれます。

サティバ系の大麻を吸うと高揚感を感じ、身体がよく動いてアクティブになるという、アッパー系の作用があります。

一方のインディカ系は、摂取すると深いリラックス状態になり、身体が殆ど動かなくなります。

このため、寝る前やリラックス時などに使用される、ダウナー系の大麻です。

このように、大麻といっても品種によって効果が若干異なりますが、両者に共通する作用としては、空腹になる、時間感覚が歪む(1分が1時間のように感じる)、五感が鋭敏になる(音楽がクリアに聴こえる等)などが挙げられます。

医療効果もあるTHC

近年では多くの国で大麻が相次いで合法化されており、SNSやニュースなどで触れた方も多いと思います。

特に、医療目的で大麻を合法化するケースが多く、米国では1996年にカリフォルニア州が初めて医療大麻を合法化しており、現在では全50州のうち33州と、半数以上の州が医療大麻を認めています。

大麻が医療にもたらす効果は様々な研究が行われており、一説では250種類以上もの病気に対して、大麻が治療もしくは症状を緩和する効果があると言われています。

例えば、うつ病や統合失調症、がん、アルツハイマー、多発性硬化症、慢性通、痛み止め、吐き気防止など、様々な病気の症状を大麻が防止・緩和することが分かっています。

このため、米国だけでなく医療大麻の合法化は世界中で進んでおり、2018年には隣国の韓国も医療大麻の合法化に踏み切っています。(同国では嗜好品としての大麻は違法です)

医療大麻について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

国内でTHCは違法?

日本では、大麻というと薬物というイメージが定着していますが、実はTHC自体は法律で規制されていません。

というのも、日本では「大麻取締法」という法律で大麻を規制していますが、同法律の第1条では、大麻草のつぼみ、根っこ、葉の部分の所持、また大麻草の栽培、売買などの譲渡行為を禁止しています。

ですが、大麻の「使用」に関しては言及しておらず、このためTHCを摂取すること自体は違法ではありません。理由として、副流煙によって本人が望まずに体内にTHCを取り込んでしまう可能性があるからです。

とは言っても、日本で大麻を使用しようとすれば、必然的に栽培や売買、所持などの違法行為を行う必要があるため、実質的にはTHCも規制されていると言えます。

日本でも合法な「CBD」とは

日本では大麻が完全にNGかというと、実はそうではありません。

上記で述べた主要カンナビノイドのCBDは、日本でも合法です。そのため、現在ではCBDを含んだオイルやリキッドなど、様々なサプリメントが発売されています。

大麻由来の有効成分

CBDも大麻由来の成分ですが、THCのように摂取してもハイになりません。

その代わり、健康増進や病気の予防などに役立つ作用があると研究でも解明されつつあり、摂取したユーザーの体調や体質に応じて、様々な効果をもたらします。

例えば、夜寝る前にCBDオイルを数滴飲むとぐっすり眠れたり、疲れた時に摂ると疲労回復効果が、また緊張時にはリラックス感を、といった具合に様々な効果があります。

また、高揚感や時間感覚の歪みなどの精神活性作用がないため、仕事の休憩時や食事時など、時と場所を選ばずに利用できるメリットがあります。

CBDは日本でも合法

日本では大麻は違法なのに、どうして大麻由来のCBDが合法なのでしょうか。

これは、上記で挙げた大麻取締法第1条によるもので、条文では大麻草の茎と種の部分に関しては規制対象外と定めています。

そして、CBDは主に大麻草の茎の部分から抽出される成分であるため、日本でも合法というワケです。

ちなみに、THCは大麻草の主につぼみの部分から抽出される成分であり、一般的に乾燥大麻と呼ぶものは、大麻草のつぼみ(=バッズ)を乾燥させたものを指します。

医療効果が高いCBD

最近の研究によって、CBDもTHCと同様に、高い医療効果があることが分かっています。

CBDが効果のある病気も多く、がんの化学治療によって起きる吐き気止めや、頭痛や慢性通などの痛み止め、アトピーなどの炎症緩和、認知症の予防、うつ病や統合失調症などの精神疾患などが挙げられます。

米国では、CBDが医薬品として認可されており、患者の症状に応じて医師がCBDを処方するケースがあります。

日本では、CBD由来の医薬品は正式に認可されていませんが、既に治験レベルでの限定的な使用が認可されています。

国内でも様々なサプリメントが発売

現在では、国内でもCBDを含んだ様々なサプリメントが発売されています。

最もポピュラーなのがオイルタイプで、舌下に数滴垂らすだけという手軽な摂取方法が人気を得ています。

また、CBD製品は高額(オイルであれば7,000円~13,000円程度)なので、コスパ重視の方であればリキッドタイプのCBDオイルがオススメです。

これは電子タバコのようにヴェポライザーで蒸気を吸引するタイプで、肺から直接CBDを吸収するため、オイルなどの舌下摂取よりも多くのCBDを吸収できます。

この他にも、クリームとして皮膚に塗るタイプや、タブレットなどの錠剤タイプなどの様々なサプリメントが発売されており、日本でも徐々に知名度を得つつあります。

まとめ:様々な成分を含む大麻、でも完全に違法ではない

日本では、大麻の危険性やその違法性が主に取り沙汰されがちなので、大麻の作用やメカニズムなどに関して、正確な知識を得づらいという課題があります。

ですが、海外に目を向けると、世界各国で大麻の合法化や研究が進んでおり、特に大麻がもつ医療効果について注目が集まっています。

大麻には多くの成分が含まれており、それぞれの成分によって効果や効能も異なります。

幸い、日本ではCBDが合法なので、現在では国内でもCBDユーザーが増えつつあります。

それによって、大麻に関する理解も少しずつですが広まりつつあります。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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