【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

北海道では大麻が自生しているって本当?大麻栽培特区にも指定

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Tくん

日本に一面に大麻が広がる場所があるってホント?

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Cちゃん

やっぱり採っちゃダメなのかな?

本記事ではこういった疑問を解決します。

結論から申し上げますと、現在も北海道の原野では広く大麻が生い茂っています。

どうしてそのようなことになっているのでしょうか?

それならこれから行って摘んできても良いのでしょうか?

また仮に吸ったとして効くようなものなのでしょうか?

本記事ではそんな北海道の大麻事情を詳しく解説し、北海道大麻の現在と未来を考えていきます。

大麻が北海道では今も広く自生

大麻はただの雑草のアサ

今でこそ仰々しく危険なモノのような扱いを受けていますが、大麻は記紀万葉の頃より日本人に親しまれてきた植物です。

それもとても生命力の強い、言ってしまえば雑草です。

放っておけばどれだけでも生えてくるので日本中どこにでも生えていました。

戦後になって急に麻薬のような扱いを受けるという憂き目に遭い、当局が見つけ次第伐採を進めたため、本州などでは滅多に見かけることのない植物になってしまいましたが、広大な北海道の原野ではそうもいかず、今でも当局の手の及ばないところでは青々と大麻が緑なしているというわけです。

かつて北海道では産業用大麻として栽培

さらに、戦前までは大麻は北海道の重要な栽培植物として広く栽培すらされていたのです。

このため大麻の種は北海道の全土にくまなく広まっており、特に大麻産業の発達していた自治体では今も大麻が生え続けています。

自治体や住民による伐採にも限界

当然ながら当局の指導のもと自治体や地元住民による伐採が行われており、すぐに行けるような場所でいつでも大麻が生えているという状態ではありません。

しかし根絶にはほど遠く、少し人里を離れればあちこちに大麻が自生しており、農地などでもただの雑草として毎年抜いても抜いても生えてきています。

北海道の自生大麻を採取しても大丈夫?

さてそんな北海道の自生大麻ですが、行って収穫するとどうなるのでしょうか。

言うまでもなく、大麻を所持すれば大麻取締法により処罰されます。

しかし、ここでいう「大麻」とは大麻草の全てではありません。

大麻の種を収穫する分には罰則なし

THCなどの有効成分をほとんど含まない大麻の種や茎については大麻取締法における大麻とはならず、よって自生しているものであれば自由に収穫して持ち帰ることができます。

とはいえ、種を所持しているところを官憲に発見されれば面倒なことにはなりますし、種はバッズにつくものなのでうっかりバッズが残っていれば捕まってしまいます。

なお栽培されているものを収穫するのはただの窃盗ですので、合法的に栽培されている大麻畑の種には間違っても手を出さないでくださいね。

野焼きでハイ?「使用」でも罰則なし

また大麻取締法には大麻の使用を罰する規定が存在していないので、「所持」することなく使用だけする分には罪に問われません。

かつて日本全国津々浦々に大麻が自生していた頃には、抜いた雑草を野焼きすると煙でみんなハイになったなんて昔話がありました。

これも「所持することなく使用」する結果となったケースと言えそうですね。

だからといって勝手に大麻を野焼きするのは大変危険で、最悪山火事になってしまうのでやめておきましょう。

今日では大麻草の野焼きは行わず、抜いてもそのまま放置されていることも多いようです。

道外ナンバーの車は警戒

こんな話を耳にして、実際に行ってみたくなった方もいらっしゃるかもしれません。

北海道の原野なんて誰もいないように思えますが、実際のところ市街地を通過せずに山道に分け入っていくことは難しいですよね。

特に道外ナンバーの車やレンタカーなどが人里離れた土地へ向かおうとするとそれなりに目立つので、警察車両がそれとなくついてきて、頼んでもいないのに次の街まで道案内までしてくれてしまったなんて話もよくあります。

また散在する農地などの人達も必ずしも好意的とは限りません。

伐採に協力していたり、農地を不届き者に荒らされたりしていたら特にそうでしょう。

人目がなさそうだからといって違法な行為に踏み出すことは厳に慎しむことをお勧めします。

北海道の自生大麻は「効く」のか

さて、そんな北海道の自生大麻ですが、大麻としてちゃんと「効く」のでしょうか?

そもそも、大麻であればどこを燃やしても効くというものではありません。

大きな葉っぱや茎を燃やしたところで有効成分はほとんど含まれていません。

商品として出回る大麻は、有効成分を多く含む新芽や花(いわゆるバッズ)の部分です。

北海道の自生大麻も立派な大麻ですが、濃縮でもしない限り効く部位もそれが手に入る時期も限られています。

大麻には暖かい気候が適する

大麻吸引の文化が発展した地域はどこでしょうか。

中東、インド、東南アジア…熱帯や亜熱帯が並びますね。

大麻は生命力が強い植物ですが、暖かい地域の方がより適しており、有効成分もぐっと多くなります。

今は北欧産の大麻も有名ですが、こちらは屋内で暖かくして大量の人工光を当てて栽培しているわけです。

そういう意味では、それほど品質の高いものを北海道の自生大麻に求めるのは無理がありそうですね。

嗜好用大麻は品種改良が進む

嗜好用に栽培されている大麻はその目的で品種改良を重ねられており、自然界の大麻草よりも格段に有効成分の多いものとなっています。

そういう意味では、仮に合法的に北海道の自生大麻を使用できるようになったとしても満足は得られないかもしれません。

逆に言えば、今流通する大麻は少々不自然に強化されたもので、野焼きでほろ酔いするぐらいのものが本来の大麻とも考えられるかもしれませんね。

無毒化大麻「とちぎしろ」

逆に、”大麻根絶”を目指して当局も有効成分を生成しない品種を研究しました。

その成果が無毒化大麻「とちぎしろ」で、一時期は日本の大麻は全てこちらに置き換えられて効かなくなるのではないかという悲観論も流れたものです。

しかしながら「とちぎしろ」は栃木県外への持ち出しが禁止され、また在来種の大麻と交配すると普通の大麻になってしまうため、北海道の大麻が無毒化されるという事態は杞憂に終わったのでした。

北海道産大麻の未来

北海道の北見市には「大麻特区」があるのをご存じでしょうか。

構造改革特区制度が導入された時に、なんと21もの自治体や団体が名乗りを上げたのです。

当然ながら厚労省などの強い抵抗を受け難航を極めましたが、2008年には晴れて「北見市・産業用大麻栽培特区」として認定され大麻産業の振興が図られることとなったのです。

自生大麻の保護も提唱

これまで当局は大麻取締法を理由に大麻の伐採を進めてきたわけですが、そもそも自然の麻を根絶するなどということが人類に許されるものなのでしょうか?

今日では、自然界の大麻にも生物多様性の観点から保護が叫ばれるようになりつつあります。

現在ではまだ法の壁に阻まれ「近くて遠い」のが北海道の大麻ですが、世界的な再評価と合法化の潮流を受けて日本でも晴れて合法化した暁には、北海道に自生する大麻は一転して貴重な観光資源となるかもしれません。

爽やかな北海道の秋、一面に広がる大麻畑でいちご狩りならぬ大麻狩りを楽しみ、夜には焚き火を囲んでみんなでまったり一服…そんな日が来るというのも夢物語ではないのかもしれません。

まとめ:資源として注目される北海道の大麻

日本の歴史文化にも深く根付いた大麻は当局の「努力」にもかかわらず今も北海道で力強く生き続けています。

世界的な合法化への潮流と、地元の産業化への前向きな努力がいつか実を結べば、北海道の自生大麻は豊かな観光・産業・環境資源となる大きなポテンシャルを秘めています。

そんな光景を夢見ながら、北海道の広大な大地を旅してみるのも一興かもしれませんね。

日本の大麻産業の歴史について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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