【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻は健康にどのような悪影響を与えるのか?

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Cちゃん

大麻は健康に悪影響がないっていう人もいれば、悪影響があるって人もいるよね。

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Tくん

結局のところ、大麻の健康への影響はどんなものなんだろう?

本記事では読者のこのような疑問を解決します。

大麻の健康への影響に関しては、大麻賛成派の人は健康への悪影響を半ば無視して、大麻反対派の人は健康への悪影響を過剰に強調して議論している印象を受けます。

そのため結局のところ、大麻の健康への影響はどのようなものかわかりにくいのが現状です。

本記事では、大麻の健康への影響を解説していきます。

依存

大麻を使用しているユーザーの10人に1人は依存症になる可能性があります。

そして18歳以下で利用を開始した人の場合は、依存症になる確率が上がり、6人に1人が依存症になる可能性があるようです。

もし以下のような症状があれば、依存症の可能性があります。

  • 大麻を辞めようとしているのに、辞めることが出来ない
  • 大麻を利用するために友人や家族との用事を断ることがある
  • 仕事や学校、家での仕事中など、大麻を利用することで問題になる場面で大麻を利用してしまう

大麻の中毒になると、同じだけの効果を得るためにより多くの大麻が必要です。

近年、大麻のTHC含有率は上昇傾向にあり、ここ数十年で大麻のTHC含有率は3倍以上になっていると言われています。

THC含有率が高ければ高いほど、脳への影響が大きく、依存症の可能性が高くなってしまいます。

また、エディブルやダビングなど、大麻の利用方法によってはより強くTHCの影響を受けることに注意しましょう。

体と脳(特に発達中の脳)が高濃度のTHCにさらされた場合の影響や、THCの含有率が中毒のリスクにどのような影響を与えるかに関する十分な研究は今のところまだありません。

脳の健康に対する影響

脳の記憶・学習・注意・意思決定・調整・感情・反応時間に関与する部分の健康に、大麻は直接影響を及ぼします。

そのため短期的には、大麻のヘビーユーザーは注意・記憶・学習に対する問題を抱えてしまい、人間関係や気分に悪影響を及ぼす可能性があるようです。

そして長期的には、大麻は脳の発達へも影響を与えます。

10代のうちに大麻の使用を始めると、注意・記憶・学習機能が低下する可能性があります。

また、注意・記憶・学習機能を接続する脳の機能の発育にも影響を与えるため注意しましょう。

なお、大麻が与える脳への影響は長期間続いたり、永続する可能性があります。

これは大麻を利用している(していた人)は学業成績が劣り、物覚えが悪くなることもあるということです。

大麻の影響は多くの要因によって決まるうえ、人によっても異なります。

また大麻に含まれるTHCの濃度や、利用頻度、最初に使用した年齢、タバコやアルコールなどと一緒に消費されているのかによっても、大麻の脳への影響の大きさは違います。

大麻の成分はカンナビノイド(中枢神経系や免疫系を含む全身に薬物のような影響を及ぼす活性化学物質)と呼ばれています。

カンナビノイドの主成分の活性物質の1つは、デルタ-9-THCと呼ばれ、もう1つの主成分なCBDと呼ばれています。

CBDはデルタ-9-THCのように「ハイ」になることなく、痛みや炎症を緩和する効果を持ちます。

大麻とカンナビノイドは癌の治療と癌の副作用のコントロールの分野で研究されてきましたが、実際に癌患者に大麻を使用する臨床試験はまだ行われていません。

そのため、大麻が病気をコントロールしたり、治療するという研究結果はまだなく、他の薬品同様に副作用と合併症を引き起こす可能性があります。

従来の医療をせずに、癌の治療や副作用のコントロールを大麻のみに頼ってしまうと、健康へ重大な悪影響を及ぼす可能性も否定できません。

また、大麻を吸うことでTHCのカンナビノイドだけでなく、タバコに含まれるような有害物質を体内に取り込むことになります。

そしてこれらの有害物質は、肺や心臓血管系に有害です。

証拠は限定的ではありますが、大麻の常用と精巣癌には関係があるとも言われています。

慢性疼痛

アメリカでは、多くの人が慢性疼痛の治療のために、医療用大麻を利用しています。

しかし、医療用大麻が慢性疼痛の治療に有効であるという証拠は限定的です。

いくつかの研究では、大麻が神経障害性疼痛(神経の損傷による痛み)の治療に役立つといわれています。

大麻が疼痛をコントロールする方法として他の選択肢よりも優れているのか、劣っているのか結論を出すのには、より多くの研究が必要です。

心臓の健康に対する影響

大麻を使用することで心拍が早くなり、その結果、脳卒中や心臓病のリスクが高まる可能性があります。

しかし、大麻を脳卒中や心臓病に結びつける研究のほとんどは大麻利用者の報告に基づたものです。

大麻を吸うことで、THCやその他のカンナビノイドが体内に吸収されますが、利用者やその近くの人は同時にタバコの煙に含まれるような、肺や心臓血管系に有害な他の物質も吸入することになります。

そのため、大麻そのものがもたらす肺や心臓血管系に対する影響と、大麻の煙に含まれる刺激物やその他の化学物質によってもたらされる影響を区別することは困難です。

大麻の影響で肺や心臓血管系の病気で死亡するリスクが高まるのかを結論づけるためには、大麻が肺や心臓血管系にどのような影響を与えるかに関するより多くの研究が必要です。

肺の健康に対する影響

大麻が肺の健康にどのような影響を与えるかは、大麻をどのように利用するかによって異なります。

大麻はジョイントやボング、ボウル、ブラントなどの形で吸われることが多いです。

喫煙式の大麻は、どのような形であれ、肺組織を傷つけ、毛細血管にダメージを与える可能性があります。

また大麻の煙には、タバコの煙同様に、毒素や刺激物、発癌性物質が含まれています。

大麻を吸うことで、気管支炎や咳、痰の発生リスクも高くなるようです。

なお、タバコの副流煙が有害であるように、大麻を吸っている人の近くにいる人間も大麻の影響を受けることがあるようです。

メンタルヘルスに対する影響

大麻を頻繁に利用したり、大量に利用したりすることで、見当識障害(今がいつか、ここがどこかがわからなくなる)や不快な考え、不安、妄想を引き起こします。

また大麻の利用者は非利用者と比較して、一時的な精神病(妄想や幻覚により何が現実かわからなくなる)や長期間に渡る精神障害、統合失調症(本当は存在しないものが見えたり、聞こえたりする)になってしまうリスクが高いです。

毒性

エディブルや大麻入りの料理や飲み物を飲食することには、中毒を含む、大麻を吸うこととは異なるリスクがあります。

※エディブルとは?

大麻を吸うのとは異なり、エディブルは

  • 効果が現れるまでに、30分から2時間の時間がかかる。そのため食べ過ぎてしまう人がおり、中毒や重大な怪我に繋がります。
  • 大麻の摂取量や最後に食べたもの、服用した薬、同時にお酒を飲んだかなどによって、予期していたよりも効果が継続します。
  • 大麻の主成分であるTHCの含有量を測定するのは難しく、エディブルのTHC含有量は不明です。多くの大麻利用者はエディブルの効果の強さと、効果の持続性に油断してしまいます。

また、大麻は大人と子供に異なった影響を与えることには留意が必要です。

大麻がアメリカのいくつかの州で合法になって以降、子供が大麻入り商品をキャンディやオヤツと間違えて食べてしまい、緊急治療が必要になるという事態が発生しています。

他の薬物を使用するリスク

大麻はゲートウェイドラッグと呼ばれており、大麻がきっかけで他の薬物を利用することになるとされることがあります。

しかし、ゲートウェイドラッグという概念には否定の声も大きいです。

研究者は現状、結論を出すに至っていませんが、大麻利用者のほとんどは、大麻よりもハードな薬物を利用することはありません。

ただあらゆる年齢、性別、経済状況の人が大麻依存症になるリスクがあるということは理解しておきましょう。

まとめ:大麻の健康への影響

本記事では大麻の健康への影響を解説してきました。

依存・脳の健康・心臓の健康・肺の健康・メンタルヘルスに対して大なり少なり悪影響を及ぼす可能性があるようです。

ただ、大麻に関してはまだ研究が十分ではありません。

日本に関しては世界に比べるとかなり遅れています。昔は軍需品として大麻栽培がさかんだったにも関わらずです。

「ダメ、ゼッタイ」といつまでも思考停止している間に大きな差ができてしましました。

なので、大麻に関する最新情報はできるだけ海外から情報を入手するようにしましょう。

正確な健康への影響に関しては、今度研究が進められるのを待つより他にないです。

また、大麻が健康にもたらす良い影響については以下の記事で解説しています。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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