【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻中毒の症状のまとめとその対策

COLUMN
JAPANABIS > COLUMN > 大麻中毒の症状のまとめとその対策
name
Cちゃん

大麻の健康への影響っていろいろ言われているけど、実際どんなものがあるんだろ?

name
Tくん

大麻中毒になるとどんな症状が出るんだろう?

本記事では、読者のこのような疑問を解決していきます。

大麻の中毒症状一覧

大麻中毒になることで発症する症状を、行動に関わるもの、身体に関わるもの、精神に関わるものの3つに分けて紹介していきます。

大麻中毒の行動に関わる症状

大麻中毒になることで発生する行動に関わる症状を紹介します。

原因不明の頻繁な仕事や学校への欠席

大麻の身体と精神に与える効果を有意義に利用できれば問題ありません。

しかし大麻中毒になり、使用をコントロールできなくなると、身体や精神に支障をきたし、仕事や学校を休まざる得ない状態になってしまうことがあります。

4,000人以上を対象に行われた調査によれば、大麻を使用している従業員は、使用していない従業員よりも、66%ほど仕事や学校を欠席することが多く、69%も会社を首になる確率が高いようです。

大麻を使用している従業員の中にはライトユーザーも含まれており、ライトユーザーよりもヘビーユーザーの方が大きな影響を受けているでしょう。

中毒であれば仕事や学校を欠席する確率はより高くなるはずです。

仕事や職場でのパフォーマンスの低下

大麻を使用すると、注意、記憶、学習能力に負の影響を与えますが、大麻を使用した影響はいわゆる「ハイ」が終わった後にも数日間は持続します。

中毒になり高頻度で大麻を使用している人は、常に注意、記憶、学習能力が低い状態です。

そのため、大麻を吸う学生は、吸わない学生に比べて有意に学業成績が悪く、高校を卒業したり、大学で学位を取る確率も減少していました。

また、郵政労働者を対象にした調査によれば、大麻の使用をしている従業員は使用していない従業員と比較して、労働災害の確率が55%高く、ケガの発生確率が85%高いだけでなく、欠勤の確率が75%高いとされています。

興味を持っていた趣味への興味の喪失

大麻中毒になることで、健康、生活、学校活動、古くからの友人や目標、趣味などへの興味を失ってしまうことがあります。

しかし厄介なことに、大麻中毒になってしまっていると、脳の働きが低下しているため、自分が興味を持っていたものへの興味を失ってしまっていることに気がつくことができません。

そしてそのまま大麻に溺れて歳をとってしまうこともあります。

大麻を辞めようとしても辞められない

下のグラフは「ニコチン」「ヘロイン」「コカイン」「アルコール」「大麻」の依存性の強さが表されています。

参考:Is Marijuana More Addictive Than Alcohol?

大麻(Marijuana)の中毒性はアルコールやタバコよりも低いことがわかりますが、依存性がないわけではありません。

定期的に適量を娯楽目的で利用する程度であれば問題ありませんが、頻繁な使用が続き中毒になってしまえば、辞めようとしようとしているのに辞めることができなくなってしまうことがあります。

特に大麻の中毒は自覚しにくいため、病院に行き依存症の治療を行うケースが少なく、中毒が長期間にわたるケースが多いです。

しかし、日本で合法であるニコチンやアルコールよりも、依存性が低い大麻が危険って言われてもあまりピンときませんよね。

大麻中毒の身体症状

大麻中毒になることで発生する身体に関わる症状を紹介します。

目の充血

大麻を使用するとTHCにより、一時的に運動やセックスをしている時と同程度まで心拍数と血圧が上がりますが、その後心拍数と血圧が下がっていきます。

そして全身の血管や毛細血管が拡張しますが、その時に目の毛細血管まで拡張されるため、目が血走った状態になるという仕組みです。

ドライマウス

大麻の成分カンナビノイド受容体CB1とCB2は脳内と、唾液の生成の4分の3に関与する顎下腺にあります。

大麻を吸うことでTHCがこれらの受容体に結合すると、これらの受容体は末梢神経系からのメッセージの受信を停止、唾液が生成されにくくなります。

そのためドライマウスとなってしまうという仕組みです。

食欲増進

大麻のTHCには食欲増進効果があります。

通常体内では血糖値が下がると、消化管がホルモンのグレリンの放出を引き起こし、グレリンが視床下部を刺激することで空腹感を脳の腹側被蓋野も刺激し、ドーパミンの放出を増加させます。

THCはグレリンの放出を刺激する作用を持つため、大麻を使用することで空腹を感じるのです。

なお、研究によれば食欲増進作用により、大麻使用者は男女ともに内臓脂肪が多い傾向がありますが、特に女性において顕著に影響がでます。

疲労と嗜眠

大麻を大量に使用することで、強い疲労と眠気を感じることが多いです。

THCを継続的に摂取することで、ドーパミンが生産されにくくなります。

その結果、疲労や眠気を感じやすくなるほか、何事にもやる気が起きなくなったり、頭痛がしたり、外的刺激への反応が鈍くなります。

また中には意識障害(意識混濁)の程度の一つであり、放っておくと眠り続け、強い刺激を与えないと覚醒し反応しない状態である嗜眠の状態になる人もいるようです。

バランス障害

THCが体内に入りカンナビノイド受容体と結合すると、脳の小脳および大脳基底核の協調、反応時間、およびバランス機能を司る部分に影響を与えます。

その結果、大麻中毒者が大量に大麻を吸うことで、以下のような症状がでます。

  • めまい
  • バランスの喪失
  • 失神

大麻中毒の精神的症状

大麻中毒になることで発生する行動に関わる症状を紹介します。

集中力の欠如

大麻を吸うと集中力がアップすると言われることがありますが、それはTHCを摂取すると、神経伝達物質のドーパミンの生成が刺激されるからです。

しかし大麻中毒により、ドーパミンレベルが高い状態が繰り返されると、体はその体内環境の変化に、ドーパミン受容体を減らすことで対応します。

そのためドーパミンがでても、集中力が欠如するようになってしまうというわけです。

パラノイア

パラノイアは他者が自分に危害を加えようとしている根拠のない、または過度の恐怖を指します。

イギリスの調査で、大麻使用者は大麻を使用しない人と比較して、パラノイアを持つ確率が5倍だという結果がでました。

この研究に対しては、大麻がパラノイアを引き起こしたのではなく、パラノイアだからこそ精神的安らぎを求めて大麻を使用しているのではないかあという反論がでましたが、後の実験で大麻がパラノイアを引き起こすことが確認されました。

これに当てはまればあなたも大麻中毒?

ここまで大麻中毒によって生じる症状を紹介してきましたが、実際自分が大麻中毒なのか(もしくは大麻中毒に近い危険な状態なのか)を自分で判断するのは難しいです。

そこで大麻中毒の人によくある行動パターンを紹介します。

当てはまるものがあれば注意が必要です。

  • すぐに辞めようとしていたのに、常習化してきている
  • 大麻を辞めたり、量を減らそうとしているのにできない
  • 大麻を使用後、回復までに時間がかかる
  • 他の重要なことよりも大麻を優先してしまう
  • 大麻によって問題が起きているのに使い続けてしまう
  • 大麻を使用するために以前やっていた活動・趣味を辞めてしまう
  • 大麻を控えるべき場面で使用してしまう
  • 効果を感じにくくなり、以前よりも多くの大麻が必要になっている
  • 大麻を吸えない状態が続くと禁断症状がでる

大麻の禁断症状

大麻はニコチンやアルコールと比較すると中毒になりにくいですが、一度中毒になってしまえば、大麻を辞めようとする時には以下のような様々な禁断症状を経験します。

  • 食欲減退
  • 気分の激しい移り変わり
  • 過敏性
  • 不眠症を含む睡眠障害
  • 頭痛
  • 意識障害
  • めまい
  • 大麻への渇望
  • 発汗、冷や汗
  • 寒気
  • うつ病や不安障害
  • 消化器系のトラブル
  • 行動障害(その場にふさわしい行為や人間らしい態度を取れなくなる)
  • 性的機能不全

まとめ:大麻は自分でコントロールできる範囲で楽しむ

大麻は健康に良い側面もあり、大麻を利用することで人生をより豊かにすることが可能です。

しかし、大麻の使用をコントロールできないと、自分の人生をより豊かにするための大麻が、自分の人生にとっての毒となってしまいます。

そのため大麻を使用する際には、絶対に自分でコントロールできる範囲で楽しむことを心がけましょう。

なおこのページでは大麻の負の側面をみてきましたが、医療的効果もあります。

大麻の正の側面については以下の記事も参考にしてください。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

JAPANABIS編集部

投稿一覧

JAPANABIS編集部です。 大麻の知識、大麻の歴史、大麻の使用方法、世界の大麻情報を発信していきます。

AUTHOR