【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻草とは何か?【定義・歴史・作用・法的扱いのすべてがわかる】

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Cちゃん

大麻草ってどんなもの?違法なの?

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Tくん

大麻草の作用はどんなものがあるんだろう?

本記事では大麻草をテーマに読者のこのような疑問を解決していきます。

大麻草の定義

「大麻草=大麻=違法」で危険な薬物だと考える方は少なくありません。

ですが大麻草は、稲作がはじまる以前の1万2000年前には繊維を利用されていた伝統のある植物です。

「大麻取締法」が交付されてから悪いイメージがつきました。

しかし、大麻は本来、米と同じように一般農家で普通に栽培されていた農作物です。

大麻草の実は食用になり、実から出る油は燈油や食用油として、表皮の繊維は衣料や縄の材料として、オガラは建築材料の一部として利用されていました。

歴史から振り返っても、大麻草は日本人の生活に深く根付いた農作物だったと言えるでしょう。

ではなぜ今こんなことになっているんでしょうか?

もう少し深く歴史を振り返ってみましょう。

大麻草の歴史

大麻草の歴史は非常に長く、紀元前2,700年前にシャーマンが薬理作用を目的としたとされる大麻が発掘されています。

また、歴史の父と言われるヘロドトスは紀元前450年のスキタイ人やトラキア人が大麻を利用していたと記載しています。

アラビア地方や中東では900年〜1100年で大麻の喫煙習慣があったと言われており、アメリカでは1549年頃には大麻が使用されていたと言われています。

また、1800年頃にはフランスやギリシアなどでも利用されはじめています。

そして、前述の通り日本国内では大麻草は1万年以上前から利用されていました。

大麻草の作用

大麻草は健康に様々な好影響を与えると言われています。

抗ガン作用

大麻にはガンそのものを治療する効果はありませんが、抗ガン治療に伴う吐き気や痛み、食欲不振を防止するために利用されてきました。

参考:Marijuana as Medicine? The Science Beyond the Controversy.

上記の記事では大麻草のおかげで、ガンになった夫が最後まで頑張れたという妻の言葉が紹介されています。

また、近年では大麻の容量とガンの種類によっては、大麻が抗腫瘍効果を持つのではないかと言われています。

参考:Cannabinoids in cancer treatment: Therapeutic potential and legislation

なお、2019年の終わりころからTwitter上で「アメリカ政府が、大麻が抗ガン作用を持つと発表した」というニュースが出回っていますが、それはフェイクニュースです。

同様のフェイクニュースは2015年ころから出回っています。

大麻草の効果を信じるのは良いですが、必ずソースを確認するようにしましょう。

鎮痛

大麻草は頭痛や出産の痛み、ガン治療、AIDS患者、痙性運動障害の緩和などの目的で使用されてきました。

参考:Marijuana as Medicine? The Science Beyond the Controversy.

痛みを感じる末梢神経には、カンナビノイド受容体が豊富に含まれています。

大麻草に含まれるカンナビノイドがカンナビノイド受容体に作用することで、痛みを軽減。

ただし、痛みの種類によっては痛みが悪化することがあるので、THCはある種の痛みに対する感受性が高いようです。

痛みの種類によっては、痛みが大きくなることを理解したうえで、摂取量を調整して自分の痛みが緩和されるのか、痛みが強くなるのかを確認すると良いでしょう。

吐き気を抑える

大麻に含まれるTHCは吐き気を抑えるのに役立ちます。

また、動物研究の結果では、CBD単体でも悪心を軽減するのに効果的であるようです。

2012年のラットの研究では、大麻はニコチン誘発性の吐き気に効果的だとされています。

参考:Cannabidiol, a nonpsychotropic component of cannabis, attenuate vomiting and nausea-like behaviour via indirect agonism of 5-HT1A somatodendritic autoreceptors in the dorsal raphe nucleus

しかし、今のところ乗り物酔いによる吐き気と嘔吐には効果がないとされています。

また、大麻草を使用することでカンナビノイド悪阻症候群を発症し、吐き気や嘔吐の原因になることがあります。

参考:Do You Vomit When You Smoke Pot? Here’s Why.

睡眠改善

アメリカでは不眠症に苦しむ方が多いですが、大麻を利用すればほとんど副作用なく、睡眠障害を効果的に治療できると言われています。

ストレスの多い1日の後になかなか眠れないという方も、大麻草を利用することで寝付きやすくなります。

参考:Effect of Delta-9-tetrahydrocannabinol and cannabidiol on nocturnal sleep and early-morning behavior in young adults.

大麻草の容量によって、翌日の眠気が強くなってしまったり、記録力が低下する可能性があります。

メリットとデメリットを理解したうえで、自分にあった容量を見つけるのが一番です。

カナダには自分がどれだけの大麻を受容できるかの検査も行われているので、興味がある人は以下のリンクをご覧ください。

https://www.lobogene.com/en_us

食欲増進

大麻草に含まれるカンナビノイドには、食欲刺激のレプチン経路に重要な役割を果たす可能性があります。

その結果、食欲が刺激されて体重減少の治療に効果があるようです

参考:Medicinal Marijuana: A Legitimate Appetite Stimulant?

逆にいえば、食欲が通常通りにある方が大麻草を使用すれば、食欲が刺激されて肥満の原因になる可能性があるということです。

太りたくない方は、THC含有率が高めの大麻は避けて、CBD含有率が高い大麻を選びましょう。

精神作用

大麻草には精神作用があります。

カンナビノイドを摂取することで多幸感やリラックス作用楽しい気持ちを感じたり、色や音楽がいつもよりも鮮明に感じられることがあります。

参考:Cannabis and mental health

しかし、それと同時に大麻草は幻覚、気分の変化、健忘症、個人化、パラノイア、妄想、見当識障害などの悪影響を及ぼす可能性があります。

日本での大麻草の法的扱い

日本での大麻草の法的扱いについて使用と所持、栽培に分けて解説していきます。

使用

大麻草の使用は、法的に問題はありません。

食用として一般的に利用されている麻の実にも、大麻に含まれるTHCやCBDなどのカンナビノイドが微量ではありますが含まれます。

そのため大麻の使用を禁止しても、大麻の使用検査を行い、大麻を使用したという証拠を掴むのは極めて困難です。

そのため使用は禁止にされていません。

所持

大麻の所持は違法です。

初犯であれば不起訴になることも多いですし、起訴された場合でも多くの場合は執行猶予がつきます。

また、大麻所持で逮捕されても会社をクビにはなりません。

しかし、薬物事件は拘留期間が長く、実名報道される可能性もあります。

実名報道されればホワイトワーカーとしての転職は絶望的になります。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

栽培

大麻栽培は農地の確保を行い、栽培目的を定めて、生産物の利用方法を明確化して各都道府県の薬務課に届け出ることで免許を取得可能です。

しかし、娯楽目的使用のための大麻栽培は違法となるため注意しましょう。

免許取得に関してはこちら

大麻草に関する海外動向

海外では、大麻草の娯楽目的の使用や栽培を許可している国や、許可はしていないものの取り締まっていない国も存在します。

たとえばアメリカの一部の地域とカナダでは娯楽目的でも大麻の使用や販売を許可しています。

他にもオランダは大麻を解禁しており、ポルトガルでは違法ではあるものの取り締まりは行なっていません。

ただし、これらの国で大麻が認められているからといって、日本でも合法化するべきかといえば、微妙な問題です。

それは、これらの解禁国の多くは解禁前から大麻利用者が多いため、大麻を解禁するデメリットが大きくなかったからという背景がありました。

まとめ:大麻草に大きな危険はない

ここまで大麻草について解説してきましたが、大麻草は昔から日本にもあるものなので、そこまで危険なものではないというのがわかったと思います。

事実、大麻草の一部であるCBDオイルやヘンプを使った商品は日本でも販売されていますし、大麻草が歴史上危険視されているのはたったここ100年だけです。

嗜好用大麻は日本で解禁する必要はないかもしれませんが、医療用大麻については一刻も早く解禁すべきでしょう。

救われる命がたくさんあるはずです。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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