【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻草はどんな匂い?大麻の匂いの原因をこれだ!

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Cちゃん

大麻の匂いって独特って聞くけど、どんな匂いなんだろう?

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Tくん

品種ごとに匂いが違うって聞くけど、どうしてなんだろう?

本記事では大麻・大麻草の匂いに関する上記のような疑問を解決していきます。

大麻草はどんな匂い?

大麻草には、ほとんどの人が嗅いだだけで「大麻だ!」とわかる特徴的な匂いがあります。

その匂いをムスクの匂いだと呼ぶ人もいますが、スカンクの匂いに似ているとする人もいます。

日本で生活をしていて大麻の匂いを身近に感じることはほとんどありません。

しかしアメリカなどでは、大麻の嗜好目的の使用の合法化に伴って街中を歩いている時だけでなく、建物の廊下を歩いている時にさえ大麻の匂いを感じることがあります。

大麻の匂いについて

他の植物と同様に、大麻はその成長過程で匂いが変わるものです。

大麻がまだ若いうちには匂いはそれほど強くありませんが、大麻が成長するにしたがって匂いが強くなり、大麻らしい匂い(松やスカンクのような匂い)になります。

大麻草が熱に晒されると匂いが強くなるため、暑い日には悪臭を感じることも少なくありません。

そして大麻草に花が咲くと香りが高まり、忘れられない匂いとなります。

大麻の購入時の匂いは?

購入時の大麻の匂いは、大麻草として植物だった時とは大きく異なります。

購入時に大麻の匂いの強さを決定する大きな要因は、その大麻の保管期間です。

大麻の匂いは乾燥度合いに影響を受け、乾燥している時はより匂いが強くなります。

大麻は購入時点では、土っぽい、草のような、木のような匂いを放っていることが多いです。

多くの使用者は少し柑橘類やリンゴ、プラムのような匂いもするといいます。

大麻を吸う時の匂いは?

悪臭からレモングラスのような匂いまで、それぞれの大麻の品種が異なった匂いを持つものです。

これらの匂いはボウルに火を付けるかジョイントを吸う時に、よりはっきりと現れます。

また、ジョイントを巻くために使うローリングペーパーの匂いも、大麻の匂いに与える影響が大きいと言われています。

大麻を吸った時の匂いは非常に強く、部屋や家の一部に匂いが充満することもあります。

大麻を吸った人の匂いは?

チョコレートショップでファッジ(イギリスのチョコレート菓子)の匂いがするのと同じように、大麻を吸ったばかりの人の匂いは特徴的です。大麻の匂いは髪や肌、服など全身につきます。

大麻の匂いは、タバコを吸ったばかりの人の匂いに比べれば弱く、気がつきにくいです。

とはいえ、大麻を吸ったばかりの人には、火、煙、汗やその人の体臭、コロンの香りが混ざった強い匂いがします。

この匂いをほとんどの人は、少しの悪臭と甘い香りが混ざった匂いだと感じるようです。

大麻の匂いのワケ

いくつかの品種の大麻はアロマのような香りがするため、全ての大麻が悪臭がするわけではありません。

ではそれぞれの大麻の異なった匂いのワケは何なのでしょうか?

テルペン

大麻の悪臭の主な原因は大麻の中に含まれるテルペンという成分であることが研究によりわかっています。

テルペンとは大麻草の特定の部位で生成される芳香性のオイルです。

THCやCBDといったカンナビノイドの生成の役割を担っている腺から生成され、このテルペンを利用して、以下のような特徴的なフレーバーの大麻は色付けされます。

  • ベリー
  • 柑橘類
  • ミント

なお現在市場に出回っている大麻製品の大半に含まれる主要なテルペンには、次のものが含まれます。

ミルセン

ミルセンは大麻の臭い匂いの主な原因です。

研究によって、このミルセンが大麻の独特な匂いの原因であることがわかっています。

なお、ミルセンはホップ(ビールの原料として有名です)にも含まれており、医学の世界では非常に有用な資源であることが知られています。

ミルセンの主な用途は次の通りです。

  • 鎮静剤として
  • 筋弛緩薬として使用
  • 催眠成分として
  • 抗炎症成分として

アルファピネン

アルファピネンは松葉に含まれる松脂のことです。

アルファピネンは植物の中で最も一般的なテルペンの1つとなっています。

このテルペンは大麻の風味の原因となっているだけでなく、以下のような有益な効用を持ちます。

  • 喘息の治療で気管支拡張薬として使用できます。
  • 覚醒度を高めます
  • アセチルコリンエステラーゼ(アセチルコリンの作用を停止させる酵素)のような体内の特定の酵素の代謝破壊を遅らせることにより、記憶保持を増加させることが研究で示されています
  • 神経系の神経伝達物質としても機能します

リモネン

リモネンも大麻草に含まれる非常に重要なテルペンの1つです。

リモネンには柑橘系の元となり、名前の通りレモンにも含まれます。

リモネンはアルファピネンと同様に、単なる匂いの元に留まりません。

リモネンは医療の分野において非常に有用な資源です。

その臨床用途には以下のものが含まれます。

  • 胆石の溶解
  • 胃食道逆流の防止
  • うつ病の治療と胸焼けの緩和
  • 抗けいれん剤としての使用

また最近の研究では、リモネンが乳癌細胞を破壊するために使用できることが示唆されています。

ベータカリオフィレン

続いて市場に出回っている、大麻のほとんどに含まれる主要なテルペンはベータカリオフィレンです。

このテルペンはブラックペッパーは葉物野菜やその他のハーブのエッセンシャルオイルにも含まれています。

ベータカリオフィレンもいくつかの有益な効能を持つ成分です。

主な効能は以下を含みます。

  • 胃の保護能力のために潰瘍の治療に使用されます。
  • 抗炎症特性を持っていることが研究で示されています。
  • 自己免疫疾患の治療において役立つことが研究で示されています。

リノール

いくつか大麻品種に含まれるのがリノールです。

このテルペンはラベンダーにも含まれており、以下のような様々な機能を持ちます。

  • 抗けいれん剤。
  • ストレスや不安の治療に使用されます。
  • うつ病の治療に使用されます。
  • にきびやその他の顔面病変の治療に瘢痕なしで使用されます。

大麻の起源

最近の研究により、大麻の起源が匂いの違いの原因の大きな要因になることがわかりました。

世界の異なる地域で育った雑草は、異なった味と香りを持ちます。

例えば、アムステルダムの大麻は他の場所で手に入るものとは味や香りが異なるものです。

アムステルダムは、世界で初めて雑草の精製と栽培を行った最初の地域であるため、より質の高い雑草を見つけるのは理にかなっています。

より質が高いため、含まれるテルペンの成分が異なり、それが匂いの違いとなって現れるというわけです。

効能

効能も大麻の匂いに影響を与える要因です。

ただし効能は他の要因とは異なり、人工的な要因となっています。

近年の大麻愛好家の中では、大麻の匂いの強さを効能と質の高さに関連づけることが多いです。

そのため大麻の生産者は大麻の匂いをより強くしようとしています。

匂いを強くするために、チオールという化学物質を大麻に添加することが多いです。

なお面白いことに大麻愛好家の考えに反して、大麻の匂いは大麻の効能や質の高さにほとんど関係ないという研究結果も出ています。

まとめ:大麻本来の匂いを楽しむ

大麻の匂いは、大麻の状態(乾燥度や温度)によって匂いが強くなったり、弱くなったりします。

そして大麻の匂いはテルペンという成分が原因です。

大麻の品種による匂いの違いの大部分は、テルペンに含まれる成分の違いに依ります。

また大麻の匂いと大麻の効能や質の高さを関連づける大麻愛好家のために、化学物質で匂いづけをしているケースもあります。

しかし、大麻の匂いの違いは、大麻の効能や質の高さとはあまり関係がありません。

大麻の匂いに惑わされずに、大麻本来の匂いを楽しみましょう。

なお、大麻の品種(銘柄)については次の記事を参考にしてください。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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