【注目記事】大麻を日本で1番わかりやすく解説!【大麻初心者向け】

大麻の危険性とは?過剰摂取と依存症の危険性を解説!

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Cちゃん

大麻って危険性はないの?

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Tくん

大麻にはどんな危険性があるの?

本記事では、「大麻の危険性」をテーマに、上記のような疑問を解決していきます。

大麻とは?

大麻の心身への影響を紹介する前に、大麻とは一体何なのかを改めて解説します。

大麻とはサティバもしくはインディカ種の大麻草の葉・花・茎・種子を表すものです。

大麻には様々な成分が含まれています。

  • ハイになる向精神作用があるテトラヒドロカンナビノール(THC)
  • リラックス作用などを持ち、医療用にも用いられる成分であるカンナビジオール(CBD)
  • その他の化合物

近年アメリカの一部の州やカナダなどでは、大麻の合法化が進んでいます。

アメリカでは2018年には、9,400万人以上が生涯で一度は大麻使用しているという調査結果がでました。

そして大麻の使用者の増加に伴って、多くの人が大麻を無害なものだと考えるようになっています。

大麻を合法化することで、大麻が未成年へとより蔓延するのではないかと米国国内でも懸念されています。

より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

人々は大麻をどのように使用している?

大麻は様々な方法で利用されています。

ジョイントと呼ばれる手巻きタバコの形で吸う人もいれば、パイプ、ボング、VAPEと呼ばれる器具で吸う人や、食品に入れて食べる人まで様々です。

摂取方法によって大麻の心身への影響の大きさや現れ方が異なります。

危険性のある大麻が外国では合法な理由

この後、大麻の危険性を紹介していきますが、心身への影響を読んでも

「だけどアメリカとかカナダでは合法化しているし危険性なんてない

と考える人もいるでしょう。

しかし、アメリカやカナダが合法化しているのは危険性がないからではありません。

ではなぜ危険性のある大麻を、アメリカやカナダでは合法をしているのでしょうか?

その理由の1つは、アメリカやカナダでは大麻を取り締まることが不可能だからです。

日本は「奇跡の国」と呼ばれるほど大麻の使用率が低いため、大麻を取り締まることができます。

しかし、アメリカでは人口の約3割が、カナダでは約4割が、イギリスでは約3割がそれぞれ大麻を使用していると言われています。

参考:主要な国の薬物別生涯経験率

本気で大麻を取り締まろうとすればその国の警察官を総動員しなければ不可能です。

大麻を違法にしても大麻使用者は減りません。

そのうえ違法の売人に大麻の売上金が大量に流れることになります。

さらに質の悪い違法大麻によって、より深刻な健康被害に遭う大麻使用者も少なくありませんでした。

そこで大麻を合法化し、大麻産業を活性化し、経済に良い影響を与えるとともに、質の悪い大麻を一掃しようと考えたわけです。

アメリカやカナダなどの国が大麻を合法化しているからといって、大麻が安全であることを意味していると考えるのは間違っています。

大麻の危険性:心身への影響

大麻を合法化している国があるからといって、大麻に危険性がないとは言えないことを解説してきました。

それでは大麻は具体的に心身へどのような影響を及ぼすのでしょうか?

脳への短期的影響

人が大麻を吸うとTHCがすぐに肺から血流に流れ込み、大麻を食べると、30分から1時間程度でTHCが吸収されます。

そして脳内のヒトカンナビノイド受容体がTHCによって過剰に活性されることで以下のような影響が発生します。

  • 感覚の変化(色が鮮明に感じるなど)
  • 時間感覚の変化
  • 気分の変化
  • 身体の動こしづらさ
  • 思考と問題解決の困難さ
  • 記憶障害
  • 幻覚(高用量で服用した場合)
  • 妄想(高用量で服用した場合)
  • 精神病(高効力大麻を定期的に使用するとリスクが高くなります)

なおこれらの影響は短期的なものであり、THCの効果がなくなるにつれて消えていきます。

脳への長期的影響

大麻は短期的な影響だけでなく、長期的な影響を脳に与えます。

長期的な影響の1つとして、IQが低下する可能性があります。

なお、成人後の大麻使用によってIQが変化することはありません。

参考:Persistent cannabis users show neuropsychological decline from childhood to midlife

しかし、10代に大麻を吸い始めると、吸わなかった人に比べてIQが8ポイントほど劣るという結果が出ています。

長期的な影響の大きさはTHC含有率の高さ使用期間の長さ使用頻度によって異なります。

近年は【高品質大麻=THC含有率が高い大麻】とされており、より多くのTHCを摂取する傾向があるため、脳への長期的影響を受けやすい環境です。

少なくとも10代のうちに大麻を吸うのは避けるべきでしょう。

身体的影響

大麻は身体にも長期的な影響を与えます。

肺へのダメージ

大麻を吸った時に肺に吸い込む煙は肺を刺激し、ダメージを与えます。

そしてタバコと同様に呼吸障害を引き起こす可能性があります。

また咳とたん、肺疾患、肺感染、肺ガンのリスクが高まるようです。

参考:The Health Effects of Cannabis and Cannabinoids

心拍数の上昇

大麻を吸った後は心拍数3時間ほど上昇します。

THCの効果が切れれば心拍数は元に戻りますが、心拍数の上昇は心臓発作のリスクを高めるため注意しましょう。

妊娠中および出産後の子供への影響

しばしば妊娠中の吐き気対策に大麻が利用されるようですがリスクがあります。

母親の血液を通して、子宮の子供にTHCの影響があるほか、母親が大麻を日常的に摂取した場合、THCが母乳にも含まれるようになることが明らかになりました。

乳児がTHCにさらされることで発育の遅れなど様々なリスクがあります。

参考:Presence of delta9-tetrahydrocannabinol in human milk.

精神的影響

大麻を長期使用することで、次のような精神疾患の原因になる可能性が指摘されています。

  • パラノイア
  • 統合失調症
  • 幻覚
  • 精神障害
  • うつ病

大麻の長期使用と精神疾患の関係についての調査結果は様々なため、全てを鵜呑みにすることはできませんが、十分に注意しておきましょう。

大麻の危険性:過剰摂取・依存症

最後に大麻の過剰摂取と依存症の危険性を解説していきます。

過剰摂取

実は、大麻の過剰摂取で人が死んだという報告は過去1度もありません。

しかし大麻を大量に摂取することで、妄想や不安やその他の精神病反応がでてしまい、緊急治療室での治療が必要になるケースがあります。

特に大麻エディブル(THCが入った食品)は食べてから効果を感じるまで時間がかかるため、食べ過ぎてしまう危険性が高いです。

依存症

大麻はアルコールやタバコよりも依存性が低いものの、依存症になる方もいます。

Prevalence of Marijuana Use Disorders in the United States Between 2001-2002 and 2012-2013では、大麻を使用する人の9〜30%程度は大麻依存症を発症する可能性があると指摘されています。

さらに18歳以前に大麻を使用した場合、依存症のリスクが4〜7倍になるようです。

大麻は危険性を知ったうえで節度を守って使用

大麻はアルコールやタバコよりも危険性は小さいです。

アルコールは過剰摂取すると死にますよね?

タバコに含まれるニコチンも過剰摂取すると死にます。

そのため、大麻を過剰に心配する必要はありません。

しかし、こういった危険性を知らないままで使用するのは非常に危険です。

本記事で解説した大麻の危険性を頭の片隅に入れて、節度を守って大麻合法国で使用しましょう。

なお、大麻のメリットについては以下の記事で紹介しています。

本記事が大麻を再考する機会になれば幸いです。

JAPANABIS編集部

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